小さな渓流沿いの、落ち葉が積もった道を歩いて行くと、ミヤマカタバミの花が咲いていました。
深山という名前ですが、そこらの山に普通にあります。イチリンソウやニリンソウのような華やかさが無いせいか、人気はありませんが、「しみじみ日本の春だなぁ」の良い花です。人気が無いのはあまりにも普通にあるためでしょうか・・・。ここには小さな株しかなかったのですが、よく群生しています。
それにしても、あっちを向いたり、こっちを向いたり、みんな違う方を見ています。
そうなんですよ~!
あいつらはみんな我が儘なんですっ!僕たちは真っ直ぐ前を見て、人の話を聞いているでしょ!
いい加減な事言うな!僕たちは個性的、みんな自由。というミヤマカタバミの花です。
あっちの山も、こっちの山も、小さい山も、大きい山も・・・白い灯りがいっぱいで白くなっています。毎年こうなりますが、今年は特にひどく。9号線沿いだけでなくあちら地方の山も、こちら地方の山も、こんな感じです。花明かりはヤマザクラが咲いて、それが回りを照らすような感じがするのでそんな感じを表す言葉です・・・・これも白い花灯りと呼ぶことにしてますが、今年は灯が多すぎて蛍光灯か!になっています。
白い灯りの正体は、コブシの仲間のタムシバの花です。山が緑になるとどれがタムシバが分からなくなりますが、4月は「俺はここにいるぞ~!」とタムシバが自己主張をする季節です。
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雑木林の落ち葉の間で咲くミスミソウ。「春」という感じが漂ってくる花です。
ミスミソウは三角形の葉に特徴があります。が、葉や花の形から、ミズミソウ、スハマソウ、オオミスミソウ・・・などと呼び分けられているそうです。が、兄弟姉妹くらいの違いのようです。
「可愛い~」というところがパ-フェクトすぎるミスミソウです。
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