森羅万象

カテゴリ:動物( 86 )

1778 白魚、萩 松本川の 四手網漁

準備運動


魚・海物ほど地域性がある食べ物はありません。究極のスロ-フ-ドです。沖縄の西表島に旅した時  「あべさん今夜はご馳走だよ」 と言われ楽しみに待っていると アイゴ。 アイゴね~ (-.-;)y-~~~  そして次の晩は 「あべさん今夜もご馳走だよ~!」 カラフルなベラのから揚げでした。 アイゴは臭いが強く、わたし地方では食用度はほとんどなく・・・・ただし、ベラの方は 生まれ故郷の松山では夏の魚として人気があり。しかし、わたし地方では ベラを釣り上げると「棄てたら」」魚であり。 と思うと伊万里地方では「ええ魚~」と評価は高く。 夏の堤防で良く釣れる小魚の「スズメダイ」 煮物にすると最高です。 が、わたし地方ではこれも「棄てたら魚」。 が、博多ではスズメダイの一夜干しは 「あぶってかも」 と呼ばれ、探してでも買う魚であり。 イガイは松山地方と徳島地方では ワケギの合わせてのヌタとなり大人の味と評判の食材。なのに イガイは食べる地方は他にあるでしょうか?で認知されてません(イガイは地中海では人気の ム-ル貝なんですけど・・・・) 。えっ 萩の味噌汁の具にヨメガカサ。 それは非常識でしょ!と思っていたら長崎の平戸島でもお椀の中におられました。 

準備運動終わり。これからが本番です。


「萩の松本川で白魚の四手網漁が最盛期に入りました」とのウワサを聞き、我が社ではそれをやってなかったので~松本川に遠征してみました。心配なのはウワサ場に必ず現れる高級カメラを持ったカメラ軍団です。マナ-が悪く,風景の邪魔 写真くらい一人で撮ったらどうなん!と帰りたくなります。

松本川に到着すると、軍団の姿なし  ついでにほとんと人影なしで閑散と \(^o^)/ 天気は悪いけど今日は良い日だと車を適当に停め・・・さっそく作業にかかった時 あれ???


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岸に停めた船の上でキャ-キャ-声をあげてるのは???・・・・ふと横を見るとyab(山口のテレビ局)のカメラマンが居て。どこかで見た顔だなぁ と思っていたら夕方のニュ-スのおねいちゃんでした~。 

そして、これが四手網(よつであみ)です。 この網を水に沈め上を通過する魚を捕る シンプルにしてのんびりした、古典的な漁法。ラオスやメコン川、バングラデシュでも見たぞ、の国際的な漁と思われます。

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やっとるなぁ 萩は松本川と橋本川に間の中州を中心にして発展した町ですが、白魚の四手網漁は松本川。 この写真の左上の赤い棒は浜崎港の灯台で その先は海。 白魚の四手網漁は海から上がってくる白魚を河口で捕まえる漁です。


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今日は6隻が漁をしていました。橋の上から眺めていると よっこらしょ と網を降ろして 待つ時間は 3分、5分、8分くらとそれぞれ個性的であり そこらが面白く。 面白いなぁ と眺めていると 必ず暇な人が通りかかり 「やっぱり晴れた朝が漁はええねぇ 」 「護岸工事がすすんで減ったなぁ」 「あんた 一升が数万円はするよ~」 ということでありました。

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網に入った白魚は・・・長い竹竿の先につけたザルで 網の真ん中を トントントントン 叩くと魚は真ん中に集まってきて それをサッとザルで集めるでありました。

暇だったので海の近く(徒歩5分)の浜崎の小さな魚市場に行ってみると。やっぱり暇なおじさんが居て 「今年は豊漁のようだよ」 「白魚? 貰ったら食べるけど シラスの方がずっと美味いね~」 わたしもそう思います。


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そしてこれが白魚 シラウオでなく シロウオですっ。 シラウオはサケの仲間 シロウオはハゼの仲間。 早春の頃 産卵のために河口に上がってくる5cmくらいの魚です。 シロウオで有名なのは福岡市の室見川。 茹でると 「つ」 「く」 「し」 の形になり 筑紫の春を告げる魚として ビックリするほどの値段がします。福岡のソウル・フ-ドとなっています。が、 魚に詳しい友人が こんなんどこの川でもとれるけど 「猫またぎ」 だよ 。


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そして こちらが ご飯が何杯でも食べられるシラス(イワシの仔)。

さてここで問題です


月も朧(おぼろ)に 白魚の
篝(かがり)も霞(かす)む 春の空
冷てえ風に ほろ酔いの
心持ちよく うかうかと
浮かれ烏(からす)の ただ一羽
ねぐらへ帰る 川端で
竿(さお)の雫(しずく)か 濡れ手で粟(あわ)
思いがけなく 手に入る(いる)百両
(御厄払いましょう、厄落とし!)
ほんに今夜は 節分か
西の海より 川の中
落ちた夜鷹は 厄落とし
豆だくさんに 一文の
銭と違って 金包み
こいつぁ春から 縁起がいいわえ


の白魚は どっちでしょうか~?  そう言えば 節分の夜 歌舞伎座でこれ見たんですよねぇ もう一度くらい歌舞伎に行ってみたいなぁ と思う今日この頃です。 が、問題の解答はシラウオです。




 「明けぼのや魚しろきこと一寸」 松尾芭蕉 





 
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by ab300211 | 2012-03-01 22:55 | 動物

1740 ギンカ(銀貨)クラゲ

ダルマギクが咲く益田市の浜辺で、最初に気がついたのは、波で打ち寄せられて、砂浜に線のように並んでいた、丸い物体です。 

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やった~!!青に囲まれた牛乳のフタのような生き物が打ち上がっていました。大きいのは5cm以上、数ミリの小さいなのもありました。

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触るとちょっと柔らかな クチクラでできた殻  その下に本体があり  ブル-は触手。触手には毒がありますから、触らないように致しましょう。

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この殻を銀貨に見立て ギンカクラゲ と呼ばれているクラゲです。暖かな海流に乗って、プカプカと漂って暮らしています。普通は黒潮に居て、太平洋に面した、浜辺に打ち上がってきます。が、たまたま黒潮の支流、対馬海流に紛れ込んで、日本海へ入り、強い風で浜辺に漂着することがあり・・・・ギンカクラゲを見たのはこれで2度目。冬の日本海の浜辺は、タカラガイやカイダコやこのギンカクラゲのような南の国からやってくる生き物が漂着し、それを発見する楽しみがあります。


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by ab300211 | 2011-11-12 17:23 | 動物

1641 鳥 撮り

鳥撮りは難しい~ ?  長いレンズもいるし、忍耐もいるし


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ニコンF2を使っていた時、800mmのレンズで挑戦しましたが、小鳥は点にしか写らず・・・、何より忍耐がいるのですっぱり諦めました。
今はデジカですが、長いレンズは18-250mmのみ・・・サギくらい大きな鳥なら何とか撮れます。



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寄せて撮るレンズがないので、庭にミカンをおいて、鳥を寄せて作戦で


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と、直ちにこいつが登場。どこで見張っているのか、ほんとに目が良い鳥です。


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乱暴で大食いだし・・・早くどこかへ行ったら』 オガタマの枝で待機中のメジロ


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『やっと番がきたか』  ジョウビタキやカラもウロウロしていますが、ヒヨドリが邪魔をして、まだ、写真が撮れてません。


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by ab300211 | 2011-09-20 16:01 | 動物

1643 カルガモ

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水が貯まった田んぼにカルガモが50羽くらいたむろしていました。カルガモと言えば子育て。テレビのニュ-スで毎日話題になっていた時も。記憶では皇居がすぐ前の、お堀端にある三菱ビルのカルガモ一家の行進が皮切りだったような・・・それが今では、カルガモや他の鳥たちは、鳥インフルエンザで敬遠され、「白鳥やカモにエサをやってはいけません」の時代に。

生物愛護や自然を大切には、あくまで人間にとって都合がよいか、悪いかで決まる訳で・・・それは、当たり前の事であります。最近目立つ「自然保護は善行です顔」の自然保護派はそこらをよ~く考えてやってほしいものです。自然保護は地球のためではなく、あくまで人間が生き延びるために必要なことであります。から、やらなくてはなりません。が、なぜか?という心構えをはっきりさせておく事が出発点です。
鳥が災いの素と敬遠されるのは、やがて鳥のウイルスが人間に感染するからですが・・・・鳥とヒトの間でウイルスが行き来するのは昔から知られていることで、何を今更と思わない訳でもなく・・・・というよりは、蚊やネズミ、貝などが人間の病気の素。となっているのは常識です。


ちょっと話題が飛びますが、ウイルスが生物間を飛び回って、遺伝子の運び屋になるのは、学生時代に医学部であった実習でも実験して習いました・・・当時としてしては革新的な実習であったし、S先生やM先生は著名な世界のDNA生物学のパイオニアでありましたが、学生の本分として「めんどくさ よく分からん 今日は何時に終わるかな」であったわけで、申し訳ないことをしたなと反省しています。


ところで、DNA生物学時代になったから、何でも分かってきた。と、思っている人が居たらそれは完全に間違いです。例えばヒトのDNAの95%くらいは無駄(役に立ってないという役に立っている)、とか、ヒトDNAの中には他の生物の遺伝子が無数に組み込まれている。なぜなん?ますます謎が増えるばかり。謎が増えることは進歩している証拠であり、それが科学の進歩というものです。科学が進歩するので、解決すべき問題はどんどん増加しています。


「この生物の名前は?」の分類学にもDNAは活躍していますが、パズルの全貌は分かっても、パズルの断片が増え続け、「これは○○です」と答えるのはさらに悩ましくなっているようです。


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50mくらい離れていたので、もうちょっと近づいて、と思った瞬間、逃げ始めました。とっくに気がついていたようです。鳥ってほんとに目が良いと感心します。

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一斉に飛び立って、カメラが間に合わず、ピントはボケボケになりましたが、カルガモの羽の色はこんなにきれいなんだと感激しました。



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by ab300211 | 2011-09-20 10:36 | 動物

1648 キセキレイとクサシギ

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セキレイは人を恐れないようで、すぐ傍までやって来ますが、写真撮ってやろうかなと思う間もなく、すぐあっちの方へチョコチョコ行ってしまうせわしない鳥です。川にキセキレイが居ました。


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楽しそうに一人遊びしていました


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川面をじっと見つめて物思いにふけってる鳥もいました。


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っちじゃないっ!                そっちでもないっ!


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こか~っ  こちらに気がついて 飛んでいきました。クサシギのようです。



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by ab300211 | 2011-09-19 20:06 | 動物

1654 ムクドリ

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寒い間はどこかに消えていたムクドリが、少し暖かくなって(今日3月3日には霰が降りましたけど)、また、現れました。ムクドリは必ず群れで現れて・・・電線にとまって ペチャクチャベチャクチャ

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少しは静かにしたらどうなんっ! と言っても、 「なんか面白いことない~」 とワイワイガヤガヤヤ・・・そこらで見かける鳥の中で 一番態度が悪く、図々しいのがムクドリです。

人をなめきっている 図々しい鳥と言えば、インドハッカです
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目の回りが黄色でちょっと違いますが、姿、形、態度がムクドリ似ています。やはりこいつもムクドリの仲間。この2枚はバングラディシュですが、バンコクでもラオスでも・・・オ-ストラリアのケアンズでも、我が物顔に歩いていました。

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なんか文句ある~

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その点 ツグミはそこらに居ても、どこらに居ても、人影が見えると 「失礼しました~」という感じ、サササッと静かに歩み去ります。態度控え目で物静か、ムクドリも少しは見習ってほしいものです。

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by ab300211 | 2011-09-18 20:37 | 動物