1883 東京旅(4)六本木 国立新美術館
渋谷から銀座線で赤坂見附、 ホテルに荷物を置いて国立新美術館へ。 赤坂見附から六本木まではすぐそこです。
国立新美術館は5年前の2007年一月に完成。 東京に 月一で来ていたのは 2004年4月~2007年3月。 もう東京にそう来る事も無いだろうと、記念に 完成直後に来ていたので 今回が二度目。誰の設計なんでしょうか? 最初見たときから (-_-)゜zzz・・・な感じの建物です。
中に入ると広々廊下、ガラス張りの屋根や壁から刺しこんでくる光が美しく・・・・カフェが3つ、三階には有名なフレンチのレストランが。 窓からはあの六本木ヒルズが迫ってくるように、よく見えます。
二科展もあっていた土曜日の午後、人並みが絶えることなく、リヒテンシュタイン展のお土産ショップも賑わっていました。
さすがヨ-ロッパのお金持ちの王族、リヒテンシュタイン侯のコレクション、きらきらバロックの名画や調度品が勢揃いでした。 あんまり良い物を見るとすぐ頭がいっぱいになって、疲れてしまうので・・・・レンブラント、ル-ベンス、ラファエッロッ、クラナッハ・・・さらっと一回りました。
3x4mの大作も・・・・絵が目的で絵を描くと思っていましたが、タペストリ-の下絵としての絵も多いらしく・・・利口になりました。
ということで、簡単デジカメはこういうのは苦手ですが、レンブラント風に撮ってみました。秋の柔らかな光が美しい美術館です。
六本木の新しい名所はミッドタウンらしく、こちらがミッドタウン・タワ-です。東京に来ていた時、ホテルの窓遠く、このビルがニュキニュキ高くなるのを眺めていましたが、完成ビルを見るのは初めてです。ビルのデザインは流行があって 丸ビルや新丸ビルに似ています。新しいビルは四角、直角、直線的な機能美?でしょうか?
面白さでは、六本木ヒルズの圧勝です。
美術館のあとは六本木駅で地下鉄大江戸線に乗って表参道駅へ。 「わたしはZARAをちょっと見てみる」 なので銀座で落ち合うことにして、私は青山一丁目で途中下車して、イチョウ並木を探索してみましたが、まだ、イチョウは青々の緑色、残念~
我が家には縁がない高級ブランドショップが並ぶ銀座中央通り。3丁目辺りで曲がり、銀座とは思えないしみじみ通りへ。 今夜は夏目漱石など 有名人も通った、文明開化の老舗の洋食屋さん、煉瓦亭で。 従業員が感じよく、赤と白のテ-ブルクロスも懐かしく、落ち着く食堂です。 階段を降りていつもの地下一階へ。 ポ-クカツレツとオムライス にしてみました。
新旧が同居する銀座は面白い街です。