1875 青海島 静ケ浦のオケラ
長門市仙崎 金子みすず が眺めていた海です。
「いい天気だなニャ どこに行くニャン?」 「青海見島までワン」 仙崎の海は本土の長門市と青海島の間にある波静かな湾です。 この辺りは小島も多く どこが本土でどこが島か? 瀬戸内海のように複雑な地形です。 遠くに見える左の凸凹が 青海島の先端です。
仙崎から短い橋を渡ると青海島 まん中辺りの静ケ浦に車を停めて 海沿いの遊歩道へ
遊歩道は断崖絶壁の海岸線を、縫うようにあり、木々の間に、波が打ち寄せる日本海の絶景が拡がっています。 ちょっと三陸海岸に似た風景で 切り立った海岸巡りの遊覧船が走る、人気の観光地になっています。 なお一番上の写真の 遠くの平らな島は 萩の笠山沖の相島です。
片側は海、もう一方は山の カラカラに乾燥した痩せ地で なんにも無いように見える遊歩道ですが 意外な事に道沿いにはあれこれの植物が生えています。断崖すぎる岩壁にはダルマギクはほんのちょっとだけで、遊歩道の上に遠慮して生えていました。
たった1本ですが 高さ5cmのセンブリが咲いていました。 センブリはどこにもあるんですね~
今日のタ-ゲットはオケラ 遊歩道の山側に点々と咲いていました。
しかし、静ケ浦はやっぱり海です。 強い北風が吹く冬の日本海の眺めは推薦度100の絶景です。