1777 ぶらり下関
唐戸(からと)。今はショッピングモ-ルや食堂街もある軟弱な観光スポットになっていますが、昔は九州への玄関口、通の要所 下関で一番賑やかな港街、今も市役所は唐戸からすぐの所にあります。
かつては連絡船に乗って門司港へ で九州でしたが 今はJRが2本、車用が1本(人も歩けます)の3本のトンネルと 関門橋で本州と九州は繋がって 唐戸も門司港もすっかり元気がなくなってしまいました。「神戸や横浜よりも賑わった国際港だったんやで~」 「 商社や銀行もいっぱいあったしねえ」
ということで唐戸はすっかり寂れ 暗い~ 港になっていましたが・・・ 古い建物を壊し、港を整備し、ショッピングセンタ-を造り 水族館も移転してきて、若者・家族連れに人気の山口県一の観光スポットで復活。
フグで有名な魚市場は 観光客も買い物もできるになり 賑わっています。 が、「はっきり言ってお値段はかなり高いよ」
食堂街も 「ここは☆☆☆か!」 の観光地価格。しかし まぁ せっかく来たから 魚市場で買い物して 市場横の芝生の上で我慢のお昼。 寒くない まだ 2月だよ?
我が家は我慢弱いので・・・・・市場の二階にある 何とか我慢できるお値段の 「いちば食堂」へ
コ-ヒでも飲もうかと思っても派手か 高いか 喧しいかで・・・落ち着いた場所はなく グランドホテル(左のビル)の喫茶へ 別世界のような静けさで 窓の外行く観光客の品定めウオッチングも面白く。奥の壁の写真!何でここにオ-ドリ-様なん?と行くたびに尋ねてはいるんですが まだ謎です。
そうそう忘れてました。突堤に囲まれた船着き場がある 3つ上の小さな湾内に スナメリという小型のクジラがやってくるそうです。「スナメリがきたら魚はさっぱりや」と釣り人が言っておりました。 こんなとこにもスナメリが来るのか~ 関門の海は いい海です。
降りそうで降らなかったので 関門が見下ろせる「火の山公園」に行ってみました。門司がわの橋脚のすぐ横には 松本清張の傑作 「点と線」 で有名な 「和布刈神社(めかり)」 。
下関がわは。 巌流島はあんな所にあります。造船所があるのは彦島で ここはまだ山口県です。 九州と本州の間は ここは川? という感じでしょ。
造船所前を右に行くと下関港 釜山-下関 の船が毎日出ています。
関門は瀬戸内海へ入るル-トなですが、大型船には やや狭く(2万トン級まで) 大型船時代になり、下関も門司港も物流基地としてはおくれをとり かつての栄光はやや遠く、