森羅万象

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1989 秋吉台のカマキリモドキ(ツマグロカマキリモドキ)

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車で出たついでに、この夏初めて、秋吉台によってみました。数日前に雨が降って、やっと38度コ-スから、32度コ-スの残暑厳しい草原になりました。 駐車場に車を停めて、10mだけ歩いてみました。 特に目立つものは無いように見えますが、こんな場所に時々スズサイコが生えています。針金のような細い茎に、目立たない葉がついて、先の方で全く目立たない花が咲く植物です。 スズサイコを発見できる人は 自然探検家A級です。

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鈴のような形をした、蕾の大きさはこのくらいです。 暗くなった頃から、咲き始める 夜開く花です。

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スズサイコ2本発見。ハチのような昆虫が蕾にしがみついていました。これで3回目の紹介ですが、面白生物のカマキリモドキ(ツマグロカマキりモドキ)です。

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カマキリモドキはギリシャ神話に出てくる怪獣のような昆虫。前脚がカマキリの鎌(=エサになる昆虫を捕まえる脚)、全体の印象はハチ、その実体はカマキリでもなく、ハチでもなく、カゲロウの仲間の昆虫です。

「そんな事なら初めからハチかカマキリになったら(-_-)゜zzz・・・」 の謎だらけの?不合理な生き物です。
「こんな変な生き物が存在することこそ進化の証拠!」 と、S.J.グ-ルドなら大喜びする生き物です。S.J.グ-ルドは偉大な進化論学者で、たくさんの本を書いていて、私の愛読書です。

ダ-ウィンが進化論を発表すると、進化は進歩だと誤解する人が現れて、今も進化=進歩だと思っている人がたくさん居ます。 進化は進歩ではありません。と、S.J.グ-ルドも、くどいほど書いています。

進化=進歩 と思っている人は・・・・人は万物の霊長で、他の生き物より優れている。から、自然を自由に支配して良い。 男は女より優れているので、女には選挙権を与えなくて良い。白人はアジア人やアフリカ人より優れているから、アジアやアフリカを植民地化して、劣った民族を導くのは善である。ア-リア人は優秀な民族だから、劣ったユダヤ人は抹殺するのが義務だ。 日本人はアジアで一番優れているので、アジアに軍隊を派遣して、治めるのがアジアのためだ! と主張します。

ダ-ウィンはビ-グル号で世界を5年かけて航海した時、ニュ-ジランドやオ-ストラリアに寄って「イギリスが植民地にしたことは良い事ではない」と嘆いています。 

生き物には優劣はありません。「生きている」ことが優れている事です。進化は結果よければ全て良し。の ご都合主義です。 計画性は無く、合理化への道ではありません。 カマキリモドキのような変な生物が居ることが生き物が進化してきた証拠です。


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カマキリモドキは夜が来て、スズサイコの花が咲いて、花を訪れるエサがやってくるのを、昼間からスズサイコにとまって待っています。 どんなエサがやってくるかは、未だ、見たことがありません。 スズサイコはガガイモ科の植物です。 熊本にいるツマグロカマキリモドキは別種のガガイモ科の植物にとまっているようです。 ウスバカゲロウ(蟻地獄)とマタタビ(植物の)が蜜月関係にあるように ツマグロカマキりモドキはガガイモモ科に引き寄せられる? なお、日本のカマキリモドキの種類数は10種近くいるようです。



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by ab300211 | 2013-08-28 17:31 | 動物

1988 南極の氷

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冷蔵庫を開けると、冷凍庫に南極に3回行った弟から貰った、南極の氷の大きな塊が、未だ残っていました。よし、今日はお手軽更新してみよう。 冷凍庫から出した途端に霜が付いて、白っぽく見えますが、普通?の透明な氷です。


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小さな塊に割って、コップに入れて、少しだけ水を注ぐと・・・・・ピチピチ、ピキピキ、ピチピチ、ピキピキ・・・の微かな音がしながら泡がどんどん出てきます。

南極に積もった雪が、毎年積み重なって、その重みで押しつぶされてできた氷。氷の中に閉じこめられた、空気が泡になってコップの中を上がって今の地球の空気に混じっていきます。この泡=空気 は数千?数万?前の空気。その古い時代の空気を吸っていると思うと、ちょっと感動しますが、味は、ただの氷水味です。


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by ab300211 | 2013-08-24 16:39 | 風景

1987 Blue Moon

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今日、8月21日、超久しぶりに、カメラを持って散歩コ-スに出動してみました。8月は36度~38度の日々が続いています。雲が「入道雲」になるほど大きく高く、育ちません。偏西風が例年と違う位置にあるので、高層の気温が高く、上昇気流が弱くなり、雲が育たたないのかもしれません。から、雨も無し。暑い~ 地球は常に変化しつづける、生き物です。

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それでも、トンボは秋色に。センニンソウも咲いていました。 

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8月21日はブル-ム-ン。2回満月がある月の、二回目の満月がブル-ム-ンと呼ばれています。次のブル-ム-ンは2015年。 

と書いて1時間後「あれっ 今日は21日 満月になるには約30日はかかる 今日は21日だから2回目の満月であるはずが無いっ」 に気がつきました。勘違い、間違いは森羅万象社の得意技です。 実はNHKのBSでアメリカのテレビ局の番組を見ていて、美人アナウンサ-の 「今日はBlue Moonです。」を聞いて、「今日は二回目の満月かぁ」と思った次第です。Blue Moonの定義を見直すと。一年を四期に分けて、各期の三ヶ月間に4回の満月がある季がある場合(普通はは3回ですが)、その三回目の満月がブル-ム-ン。この第二の定義に従うと。今日8月21日は確かにブル-ム-ンと分かりました。が、同じ月の二回目のでブル-ム-ンと書いたのは間違いでした。お詫びして 訂正して、このままにしておきます。 なお、去年の8月には2回の満月があり、ブル-ム-ンでした

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学生時代に ウイリアム・ホ-ルデンとキム・ノヴァクの映画、「ピクニック」を見ました。 かなり切ない物語。ダンスの場面で流れる音楽が「Moonglow」 。No2は「ム-ンライト・セレナ-デ」(グレンミラ-)です。 

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by ab300211 | 2013-08-21 22:47 | 風景

1986 鷺の舞2013-山口祇園祭

我が山口市は二日続けての38度コ-スっ! あんまり暑すぎて撮りに出る勇気・元気は無し・・・我が社の得意技、在庫画像を使ってごまかしておこう→7月21日からの八坂神社の祇園祭の 初日の「鷺の舞」。

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山口市は佐賀市に圧倒的な差をつけた、全国で一番小さな県庁所在地です。が、今から500年前には「西の京」,栄華を誇った王国でした。西の京だったので京都に倣って、祇園祭があります。これが西の京の八坂神社。神事が始まる6時前になって人がボツボツ集まってきました。

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「鷺の舞」神事は6時半から。直前になって 鼓を打つ「カンコ」の子供がやっと登場。鷺二羽、赤熊髭(猟師)2人、カンコが2人、お囃子が3人のささやかな舞です。祇園祭の間、ご神体となる御輿の前で、長~い祝詞があり、祝詞が終わると、扇型の「扇の芝」を舞台にして鷺舞が始まります。なお、詳細は去年の部をご覧下さい。

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祝詞が終わると、笛の音で、一羽の鷺が反時計回りに足を踏み出して、舞が静かに、始まります。 鷺の後を赤熊髭が追うように歩き、鷺が半周して、6時の位置になったら内向きになり、二羽の鷺が向かいあって羽ばたき。
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一度目の羽ばたきが終わると、二羽目の鷺が踏み出して・・・・6時の位置で羽ばたきをして・・・・鷺が2周すると、鷺の舞は終わり。 お囃子は笛の音だけ(太鼓とカンコの鼓は羽ばたきの合図)の 素朴で静かな舞は、1分半で終了します。その素朴さが気に入っています。

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京都KDNP社のお土産の 京都八坂神社祇園祭の 「厄除 ちまき」です。祇園祭の「ちまき」は洛北深泥ケ池付近の農家の人々が山から笹をとり、中味なしで巻いてちまきを作る。「ちまき」は本来、中味のないものである。これを門口につるして、厄除災難除けとする。 

「蘇民将来之子孫也」と書いてあるけど、蘇民将来って誰?何?」 「資料のパンフレットを付けてあります」 京都KDNP社は万事怠りなし社です。

「昔 素戔嗚尊が旅中に貧しい蘇民将来の家に、一晩の宿と暖かいもてなしを受けました。そのお礼に、蘇民将来の子孫には疫病の厄災を免させる約束し、その目印としたのが「ちまき 粽」のおこりである」
また、パンフレットを見ると、どの山鉾にも深い謂われがあり、八坂神社の祇園祭は奥が深そうです。



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一緒に貰ったお土産です。こいうお菓子は京都の独壇場と感心しました。

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by ab300211 | 2013-08-11 21:48 | 風景

1985 アオバズク(3)雌雄が揃う

最初にアオバズクを見たのは、まだ梅雨の最中の7月7日。その日に親切な同年配から「去年は7月20日過ぎに雌雄と雛が揃い飛んでいきました。」 と教えてもらい、それから四、五回、行きましたが、雄が居るだけ。今年は子育て失敗か。のところ、 「雌も現れ、雛が出た」のウサワを聞き、巣立ちが近そうと、8月7日、久しぶりに行ってみました。

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いつも寂しそうな雄が一匹だけでしたが、今日は雌が別の枝に止まっていました。

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お初にお目にかかります。こちらが雌です。

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左見て


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右見て・・・


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また、前を見て (-_-)゜zzz・・・


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今度は・・・右下を見て~


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あっ 何かが見える 飛ぶよ 


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あっ 何でも無かった もう一回右を見てみよう


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やっぱり前を見ておこう 退屈した?


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の瞬間に、軽く羽ばたいて、2mくらい右上の枝にピョコンと飛び移りました。

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以上、活動的な雌の部は終了して、雄の部に移ります・

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今日もいつもの枝で不動の姿勢で、おおむね居眠りをしていた雄。 サ-ビスで「またお前か!の目つき」を一瞬だけして頂きました。 雛は見られませんでした。が、今年も無事子育てが終わってようで、嬉しい8月7日のアオバズクでした。


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by ab300211 | 2013-08-07 21:49 | 動物

1984  ハクセンシオマネキ(白扇潮招)

今日は面白い動物がたくさん居る干潟からの話題です。画像掲示板に「ゆう」さんがシオマネキ(潮招)画像を貼ってくれました。「よし ゆうさんの 干潟に行って、シオマネキを真似してみよう!」

一口に干潟と言っても、砂と泥の割合、砂粒の大きさ、満潮線はどこまでか。など干潟の自然環境は多彩で、各自お好みの場所に 多様な生き物が、棲んでいます。ゆうさんの町に行って、干潟を探検してみましたが、なかなか探し出せません。

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5mx15mくらいの砂混じりのここで発見しました~! 初心者なら「白い貝が落ちてる」と見過ごすところを、その白がヒラヒラしていたので分かりました。

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白いヒラヒラはカニの爪。カニの大きさは(=甲羅の横幅)2cmくらいの小さなカニです。体の割りには大きな爪を(白扇子)、上下左右に扇子のように動かす様子が「潮を招く」で シオマネキ。本土では一番普通種の ハクセン(白扇)シオマネキ。 この写真の場合は、婿4人に嫁一人です。

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扇子の動きは、ウェ-ビング。「こちらへおいでよ」の婚活です。

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上は、雄10匹に雌1匹。 下は雄3匹、雌3匹 ラッキ-! 繁殖期は6~8月です。

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雄が一生懸命ウェ-ビングしているのに、雌は意外と無関心で、無視して去って行ったり、エサ食べに集中しています。 
シオマネキをじっくり観察するのは超久しぶり、相当、昔に西表島でシオマネキと取り組んで以来。「島には7種類います」と教えてもらい、全種見てやろう と奮闘しましたが 暑かったです。 「背中にザックを背負った奴が マングロ-ブ林で長い間、うずくまって何かしとる 怪しい奴と違うか!」と評判になっていたと後で聞きました。


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爪の大きさ? 爪の振り? どういう雄が雌を惹きつけるのかは知りません。「じゃんけんで決めたら!」 左右どちらの爪が大きいかは不定のようです。

の時 散歩がてら ゴマダラチョウ、コムラサキを撮りに行く ゆうさんが通りかかりました。「あべさんっ! よくここが分かったね~」 「我が社は総合商社ですから でもゆうさんが掲示板に貼ってくれたお陰です 」。 などと無駄話をしていると目の前にカワセミが飛んできました。ゆうさんは良い町に住んでいます。 

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「何でわしも撮ってくれんのか!」 シオマネキの手前の泥の場所に、この怖い顔カニ(オサガニ?)もたくさん居ました。

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「じゃ~また来てね」 河口や港の整備がすすみ、干潟は次第に消滅中。ハクセンシオマネキの数も減ってきたそうです。


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by ab300211 | 2013-08-04 21:41 | 動物