森羅万象

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1735 香月泰男の 「サン・ジュアンの木」

画家、香月泰男の美術館は 彼の故郷の長門市の三隅町にあります。その美術館の 「サン・ジュアンの木」 の花が咲いたらしく 、行ってみました。

香月泰男は、シベリアで餓死寸前の辛い捕虜生活を経験しています。が、釈放され,帰国する時、 収容所で食べた「サン・ジュアン」 という豆を服の襟に隠して 密かに持ち帰ったそうです。「サン・シュアン」豆は自宅の庭に植え、その子孫が美術館にも植えられています。


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これが美術館の中庭にあるサン・ジュアンの木。 豆ができる 豆科の木は 鳳凰木、アカシア、、ネムノキ、フジ・・・と色々ありますが、これは相当雰囲気がそんな豆科の木と違っています。ほんとに豆の木か? 

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葉を見ると・・・確かに羽状複葉で豆科の葉,が、やや肉厚で艶々した、あまり見慣れない葉。館内にあった説明を見ると 地中海沿岸にある 「イナゴ豆」 だそうです。艶々した肉厚の葉は、地中海沿岸の木の特徴(硬葉樹)で、それなら分かると納得です。

サン・ジュアンはスペイン語で San Juan 、発音は サンファン 意味は「聖ヨハネ」です。 サンファンという地名はスペイン国内や、ポルトガル、イタリアなどラテン系の国、また、スペイン語系の人が住む 中南米、アメリカ、それにフィリピンなど 世界各地にあり、「聖ヨハネ」の祭りも盛んに行われています。

香月泰男が 「とても美味しい豆」と持ち帰った豆は なぜサンジュアンという言う名前? ソ連軍の人達が 「サン・ジュアン」と呼んでいたので  そう覚えてきたのでしょうか?  自宅にその豆を植え育て、食べたみたら、かなり不味かったそうです。 サン・ジュアン=イナゴ豆は、普通は豚などの家畜用の豆で、不味く、飢餓状態で食べたので美味しいと思ったのでしょう・・・・か 味の記憶はTPOと深く関係があります。子供の時 あんな美味しい物はない!と思ったのに・・・大人になって食べてみるとガッカリする ような事はよくありませんか?
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花は外からは全然見えず。木の下に潜って見上げると こりゃ何じゃ!の花が咲いていました。

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太い幹からいきなり赤い枝が出て、その枝に花が付いていました。


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これは開き初めのようで、枝先にだけ開いた花が・・・・ 


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枝先から中、根本の方へと開いてくるようで・・・最後はキンモクセイ?状態に

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花びらはなく、雄しべと雌しべのようなものが・・・・とても豆とは思えない不思議な形。これから どうやって豆が出来ていくのでしょうか????

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館内に、15cmくらいあるごついサヤが展示されていました。日本での呼び名 「イナゴ豆」 は Locusta bean  バッタの豆 からきているようです (カラスのエンドウと同じで、バッタくらいしか食べない豆の意味でしょうか)。

が、学名はCeratonia 、ギリシャ語の keration (角 サヤの形から? 角豆?〕  果肉は甘く甘味に. が 普通は家畜の飼料に利用されてきたようです。なお、ネットを見ると豆の粉や 豆の粉入りクッキ-が販売されおり、 品種によっては産地のイタリアなどで 食用として利用されているのかも。

イナゴ豆は聖書にも出てくる豆。また、乾燥した豆は 秤の重りとして利用され。 乾燥した豆 1個 0.2g → 1カラット( kerat から派生) 宝石の重さの単位となっている 大した豆です・・・・

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シベリア・シリ-スがあまりにも有名で、暗い画家のイメ-ジがありますが、実際はそうではなく、とてもよい家庭人であったようです。子供達のために ブリキや木切れで 楽しいおもちゃを作ってやっています(本物は両手サイズ )。


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サン・ジュアンの木に忙しく 肝心の絵は見なかった 香月泰男美術館の報告を終わります。




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by ab300211 | 2011-10-29 23:06 | 植物

1734 ちょっとカンボジアの旅(20)続 バンテアイ・スレイ

第2周壁の門を入ると 、最後の門 左右に経堂が見え ここは異次元の世界。

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そこ ここにあるレリ-フがまた素晴らしく・・・古の物語が漂ってくる空間

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同じ物語が12世紀に建設されたアンコ-ル・トムのバイヨンやアンコ-ル・ワットの壁面にも刻まれていますが、バンテアイ・スレイと比べると 平面的で稚拙 。アンコ-ル・ワットは1.3kmx1.6kmの広大な敷地に豪壮な高層建築。それに対して、バンテアイ・スレイは約100m四方の敷地に建設されたささやかな平屋建て。のようなものですが、小さかった故に少数精鋭の腕の良い職人達の手によって完成したのでしょう。 アンコ-ル・ワットが建設されたのは王朝が最も栄えた頃ですが(良質の石材(主に砂岩)を手に入れられなかったこともありますが) あまりにも建物が大きく、それに見合う腕の良い職人を 揃える事は不可能のだったかもしれません (占領地だったラオスやベトナムなどからの異民族も建設に動員されています)。

バンテアイ・スレイは10世紀。アンコ-ル・ワットは12世紀。古い時代ほどヒンドゥ-的でインドの色合いが濃く、新しいほど仏教的でインドの色彩が薄れて、より平面的になっています。 もっと古い時代にはインドからの職人がカンボジアに来ていたのかもしれません。などと考えながら・・・少し進むと


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南塔、中央、北塔の祀堂 ここがバンテアイ・スレイの核心中の核心です。

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さらに奥に進み

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一番奥のこの辺りから振り返って祀堂 (写真では右手) 見るのが定番となっていますが・・・

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肉感的というか魅惑的なデバダ-像があり 表情豊かで個性的であり

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有名なb「東洋のモナリザ」bはどれ?かが 来るたびに分からなくなり・・・

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「地球の歩き方」によると この左の壁の 横顔像がモナリザであるらしく

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がそんな事はどうでもよく 赤い砂岩に刻まれてデバンダ-は千年の時を越え なお魅力的に佇んでいるのでありました。


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by ab300211 | 2011-10-28 20:47 |

1733 ちょっとカンボジアの旅(19)バンテアイ・スレイ

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海外からの観光客も200万人を軽く越え、変貌著しいアンコ-ル遺跡群、バンテアイ・スレイには大きな駐車場も完成。トンレサップ湖観光の基地 チョンクニエス村に続いて ビックリしました。 

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駐車場の隣はきれいに整地され、トイレも完成、オ-プン・カフェや売店が整然と。国際標準は安心ですが、無責任な観光客としては ええ~!の驚きの連続がある 困るなぁのカンボジア希望です。

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では入り口の 「東門」へすすみます。が、あれっ! レストランか?も新築されていました。 カンボジアの土 赤くてきれいでしょう!

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マンゴ-売りの子供達。遊びに忙しそうでした。

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正面が東門、バンテアイ・スレイの入り口です。 かつては東門前まで車が入り、左手には、お土産屋さんが雑然と並んでいました。

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では東門をくぐります。門を入ると150mの参道があり、その先に約100m四方の第1周壁があり、その中に第2周壁があり、その内側の 経堂と中央祀堂がある30m四方がバンテアイ・スレイの核心です。

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ここが参道です。参道の両側にはかつては屋根付きの回廊があったと思われますが、今は崩れて柱のみに・・・灯籠のように見えるのは 男性生殖器 「リンガ」ですが、ヒンデゥ-教の神、シヴァ神の化身で、有り難いものです。 シヴァ神は 日本輸入されて大黒天になり、密教では仏 、神道では七福神の一人に変身しています。

参道の先で、第1、第2周壁の門を入って、核心に到着しますが、どのも門にも精巧なレリ-フがあり、それは素晴らしく芸術的・・・

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いずれも、ヒンドゥ-の物語ですが、三度目なのに内容は全然理解できてません。が、一番下、牛に「乗っているので シヴァ神であり、後は妻と思われますが、妻はたくさんいたので誰かな? 

その下の顔だけの顔は、カ-ラ。大食いで 月を食べつくすところで、取り押さえられ。 それが元で月が満ちかけするようになった はずです。かな?


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第1周壁の門の所にはリンガの台座があります。四角の台座は「ヨニ」=女性生殖器であり、この上にリンガが立っていたはずです。リンガの上から水を注ぎ、聖水として信者に授けられて、聖なる場所です。


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門を入ると左右に池があります。なお、後の壁は第1周壁です。

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池のほとりで、スケッチをしている外国人が居ました。 慌ただしく ウロチョロするだけがの私としては かくありたいものだなぁ と感心するばかりです。 と思いながらも 視線は池の方へとすすみます・・・・

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やっぱり咲いていたかぁ 2008年の二月に咲いていたけど 10月には咲いてなかったから やっぱり乾期に咲くんじゃね~   ついでに池の縁まで行ってみよう

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食虫植物 タヌキモの花です。 が、池の縁でしゃがんでいると 「何事?」と 人が寄ってきて 国際的な恥になるので サッと切り上げ

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第2周壁の門です。この中にバンテアイ・スレイの核心がありますが、これ以上画像を貼ると 重くなるので 核心は次回に報告することに致します。 カンボジアの土 赤いでしょ~!


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by ab300211 | 2011-10-26 22:22 |

1732 ちょっとカンボジアの旅(18)バンテアイ・スレイ へ

3月8日は 「国際  婦人の日」 でカンボジアは祭日。我が隊も休日にして 総勢5名のうち、三人は見たこと無い名所 アンコ-ルで一番きれいな女神像があるヒンドゥ-教の寺院 バンテアイ・スレイ に行ってみました。

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バンテアイ・スレイは街から北東に約40キロ。 スラスランの湖を過ぎてすぐ、 10世紀に建てられた ヒンドゥ-の寺院 プラエ・ル-プが車の窓から見えました。。「きれいや~ ここ見たことない 見学したいなぁ バンテアイ・イスレイは三度目だし~ 」  ここらが団体行動の辛いとこです。

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おっ 水牛だ~


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はい abeさん 水牛ね 車をすぐに停めてくれました。 2008年も一緒だった運転手君。 どんな物を撮りたがるか すっかり見破られているので話が早い。 はい ありがとう。 遠くに見える、丸い山は 「プノン・ボック」です。abeさん 前もここらで停まりましたね~ \(^o^)/  (-_-)゜zzz・・・

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私はカンボジアのこんな風景が好きなんです



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頭にはクロマ-。


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雨も止んだから(途中で雨が降ったのです)みんなに見せてあげようか! 2008年に一緒に来て 今回は隊長の Wさん と相談して 「ヤシ砂糖の郷」に停めて貰いました。

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やっとるね~  後の家は農村では普通の高床式の住居 。

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やっとたでしょ! スヌ-ピ- キティ-ちゃんの柄が面白いね~ この家のお嫁さん(?娘さん)です。で、ヤシ砂糖は・・・

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砂糖ヤシ(オウギヤシ)から作ります。左上が実。中にはぷにょぷにょしたデンプンが詰まっていて、それも食べます。右の牛の角のようなのが雄花(60cm以上)。この雄花の根元を切って 切り口からしみ出す樹液を集め、大鍋で煮詰めて、ヤシ砂糖が完成です。 ヤシ砂糖は上品な香りがし、そのまま食べても美味しく。

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さぁ みんな買った買った~  その竹籠は安いね~

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腰に大判のクロマ-は この家のおじいちゃんです。 正体不明の葉っぱで作った煙草を吸っていたので、手みやげに本物の煙草5本を進呈。が、ものすごく無口で、無言でしばし歓談しました。

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あれが、ヤシに木に登る竹製の梯子ね


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で、これが樹液を貯める筒ね。 ペットボトルも活躍していました。 樹液をそのまま発酵させると、ヤシ酒ができます。

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マンゴ-は豊作。東南アジアでは、マンゴ-の木は、町でも村でも庭先に普通に植えられています。家より高い、巨大なマンゴ-の木もよくあります。なお、わたくし、マンゴ-はあまり好きではありません。

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それから あれね。 手招きで連れていってもらうと、泥の人形を飾って、お供え の祭壇のような物が。 何かを祀ってあるようでしたが 無言の会話だったので 正体は不明でした。

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それから  お孫さんですね \(^o^)/  ありがとう
アベさんそろそろ行きますよ   もうこんな時間かぁ  次回は 必ずバンテアイ・スレイに着きます。



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by ab300211 | 2011-10-24 23:01 |

1731 キッコウハグマ

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秋も深まりキッコウハグマの季節になりました。小さな花ですが形が面白く。 こんな花が一面に咲いて キッコウハグマの花の林、を撮りたかったのですが・・・

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ここは花が開かないで種をつくる閉鎖花が多く・・・残念~



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by ab300211 | 2011-10-23 17:15 | 植物

1730 キバナアキギリ ツルニンジン

黄色を黄色に撮るのはとても難しく。 カメラの露出計は ある反射率(22%だったか?)を持ったグレイ板(コダックで紙製のものを売ってたので 使ったことあります)を基準に、被写体から反射してくる光の量を測定するように作られています。が、色によって反射率が違うとこが問題です。黒色だと反射率が低く、黄色は反射率が高く・・・色によって露出計が騙されてしまうのです。 黄色の花の前にそのグレイ板を置いて、明るさを測定して露出を決めれば問題解決ですが・・・めんどくさく。 実際には色に合わせて露出を補正。それでも黄色を黄色に撮るのはとても難しく~ (-_-)゜zzz・・・

フィルム時代なら色に合わせてフィルムを選ぶ。その上 カメラの機種、レンズによって色合いが違い(それは今も同じ、安くても良いレンズがあり、高くても???のレンズがあり) 各自、経験で何とかする方式で。が、そこらがカメラ遊びの面白ところです。黄色が難しいのは デジカメになっても同じ。黄色を黄色に撮るのはとても難しいですね~ (-_-)゜zzz・・・

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キバナアキギリは花の表面に艶がなく 黄色にしては撮りやすいのですが・・・・・・・

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露出を間違えると、白っぽくなりすぎて・・・・


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このくらいが ほどほどの色合いでしょうか (-_-)゜zzz・・・  花の喉の紫色2個は退化した雄しべ、役立つ雄しべは上の方に隠れています。 花の先からヒゲのように飛び出したのが雌しべです。


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花弁に紫の模様のもあるそうですが、未だ、見たことありません。が、毎日が花曜日の 高知在住の 「流れ星さん」のところに それが出ていました。ので、無断でお借りしました。流れ星さん、この場を借りて、お詫び、感謝致します。

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キバナアキギリの近くにツルニンジがあったので、ついでに撮ってみました。色合いが怪しく、茎を折ると白い乳汁もでるし、アクが強い花です。 この花の近くでスズメバチを見かけます。秋が来たから忙しく飛び回っているのかと、思っていたら、ツルニンジンの花は スズメバチの食堂なんだそうです。


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by ab300211 | 2011-10-21 18:13 | 植物

1544 かくすれば・・・

今年は幕末の思想家、近代日本の誕生に大きな影響を与えた吉田松陰の没後150年です。出身地の山口では、今でも『松陰先生』と親しみを持って呼ばれ、また、尊敬を集めています。

山口に住んでいながら松陰の事をほとんど知りませんが、つい最近、幸運にも松陰が書いたものを(日記や手紙、本物です)間近に見る機会がありました。

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松陰は知識もあり、日本各地を歩いての見聞も豊かで、社会情勢にも通じていたはずですが、どこか社会的常識がないというか、変なとこがあります。

1854年、ペリ-がアメリカ東インド艦隊(黒船)を率いて2度目に日本に現れた時、下田から船をこぎ出し、横付けし 「アメリカまで乗せてくれ」 と頼んでいます。 そんな無茶苦茶な頼みが受け入れられる訳もなく・・・松陰は江戸の獄中に、そして罪人として萩に送還されます。

この手紙は獄中で 兄の杉梅太郎と交わした手紙。裏に杉梅太郎からの手紙。表が松陰からの手紙。当時は親しい人との手紙のやりとりは表と裏に書いたそうです(倹約のため)。
そして、この手紙の始めの方に、黒船に漕ぎ寄せた時の、松陰の気持ちが書かれています。

『かくすればかくなることと知りながら 已むに已まれぬ大和魂』



松陰も無理な話とは分かっていたんですね。 当時は24歳。大人の知恵もある年頃で、普通はしないと思うのですがそこが松陰です・・・

長州藩はその後 松陰の生徒でもあった、伊藤博文など若者達を英国へ留学させています。小さい頃から長州藩の英才として大事にされていた松陰もその一員に必ず選ばれていたはずです。

新しい社会を創造したり、新しい発見をするのは、(社会的)常識や知識が浅い若者や新人です。常識や知識に縛られないからこそ、それまでにないもの考えたり、作り出せるからですね。松陰は歴史の中ではそういうきっかけをつくった一人かもしれません。

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そして、これは手帳くらいの大きさの松下村塾の会計簿。松陰はなかなか筆まめです。

私はPC も IT も初期の頃から使い始めましたが、バラ色の世界を作る道具ではない。と、思っています。E-メ-ルより切手を貼った手紙(スネ-ル・メ-ル)、バ-チャルより現地探索。本物には勝てません。
松陰の書いたもの間近に見ていると、触れるとそこにいるような気がして、松陰っていい奴だな と幸せな気持ちが湧いてきました。


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by ab300211 | 2011-10-20 17:28 | 風景

1929 ちょっとカンボジアの旅(17)続 シェムリアップ結婚式事情

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赤隊に続いて、お寺の境内で黄色隊発見。手前の髪が長いジ-パンの女性がディレクタ-=世話係のようです。しかし、カンボジアの狛犬は目鼻立ちはっきりで 愛嬌たっぷりで。その可愛い視線の先を見ると・・・・

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撮影中の花嫁・花婿が居ました。 これがカンボジアのファ-マル・ウェアのようです。タイ風の象がまた賑やかで・・・・ 

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「きれいね~ 大人になったらあんな服着たいなぁ」 「うちも あんな服で結婚式するよぅ 」 

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美男美女、洋服の色づかいが素晴らしく・・・お線香は 中国風の竹線香で・・・あれっ!お堂の中にオレンジ色隊が見えたけど?

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やっぱりそうかのオレンジ色隊でした。 ここは人気の 結婚式御用達のお寺のようでした。

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じゃ~ 次はああして こうして全員で写真ね。 男性の白いソックスに黒い靴がいいですね~

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花婿と花嫁、手の中に何か包んで持ってるけど・・・分かった! さっき鳥籠見たぞ 


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二人の手から、キビタキに似た小鳥が 元気よく空に飛びたっていきました。タイやラオスやカンボジアでよく見かける 生き物を逃がしてやる儀式、放生の功徳。仏教国っていいですね~ 

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集合写真が終わって みんなお寺前の  国道6号線の方へ急ぎ足で・・・よし ついていってみよう。 はい その左端、カメラ目線くれなくていいから (-.-;)y-~~~  

みんなスタイルが良いでしょう~! 甘い物大好きの国なのに 太った人をほとんどみかけません(太った人は中国系のような東アジア人か?)。 東南アジアのマレ-系の人達はみんなスリムです. おそらく脂肪が少ないせいか。熱い熱帯では体温調節に脂肪が厚いと不利。 私はすごい汗かきで 「洋服がぬれているけど病気?」 状態でも 向こうの人はあまり汗をかいてません。 脂肪が少なく、汗腺も少ないのは、熱帯で暮らすための適応。進化の産物、遺伝子の違い、なんでしょう きっと。


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あっ 来た来た~ ドレスアップした車に乗って、黄色隊は去っていきました。 これから披露宴でしょうか?

日本は少子化もすすみ 「結婚しない人」が増えていますが、カンボジアは元気いっぱい、結婚式にも力が入っていました。


なおこの車はトヨタのカムリ。一番よく見かける日本車です。が、カンボジアに来るたびに、ハリア-やランドクル-ザ-のような高級車が増えています。 GNP的には、何とかバイク生活のはずで、格差が広がっているのでは?と心配です。 みんな普通が一番良い社会 と、思っています。

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左手には王宮(別荘)の玄関が。警備がなかなか厳しそうなので、接近取材はやめておきました。なお、木の根本が白く塗ってあるのは夜間の交通事故防止のためですが、真っ直ぐで背が高い木が多いでしょう。道路にゴミのように見えるのは・・・・

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フタバガキの実。羽根突きの羽の形。乾期はフタバガキの季節、どっさり拾って帰りました。

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右手には小さなお堂が見えました。これがシュムリアップのヘソ、。アンコ-ル王朝の最高の王、ジャヤバルマン7世の像が祀られていて、お参りの人が絶えないこの街の心の中心地。 しかし、お堂の向こうの木は巨大ですね~ 何の木なんでしょうか? 「いい加減にしたら~」 「そろそろ行く?」

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我が家のツクツクが待っていました。 運転手つきで好きな所を回って、一日15ドル。 アジアの旅って、いいでしょう \(^o^)/ 









 
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by ab300211 | 2011-10-19 17:40

1728 ちょっとカンボジアの旅(16)シェムリアップ 結婚式事情

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グランド ホテル ドゥ アンコ-ル のまん前に 広々とした きれいな洋風の公園があります。観光スポットではないようですが、前から気になっていたので探索してみました。 地図を見ると 「ロイヤル インデペンデンス ガ-デン」とありますが、元はグランド ホテル ドゥ アンコ-ルの庭だったかもしれません。

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白い花が付いた木はプルメリアです。プルメリアはタイやラオスやカンボジアのお寺には必ず植えられていますが、庭先や公園でも普通。 タイ語では Lan-Tom ( タイ語の寂しいという言葉と発音が似ているから嫌いだ!と言うタイ人に会ったことがありました。)、マレ-語では、Cempaka,Kanboja と呼ばれ。 が、カンボジアでは何? とても良い香りがする花ですね~  なお左の写真 歩いているのは 「しじみの天日干し屋」 のおばちゃんです。

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個人的にはこの アラマンダ-が好きです。プルメリアとアラマンダ-は 「また来たかぁ 東南アジアへ・・・・」 と思う花です。

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大きな木もありました。インド菩提樹にガジュマルがからみついていました。

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木も青々としてきれいな並木道~  今回の旅は3月の初め。 東南アジアでは、10月頃雨期が終わり、12月頃から雨が少ない本格的な乾期。絶好の旅行シ-ズンとなっています。

が、タイやラオスの北部では、乾期になると、1月→2月→3月と雨がだんだん降らなくなり(3月は雨量ほとんどゼロ)、気温がぐんぐん上昇して 暑期 になります。そして、暑気には木から葉っぱが落ちていきます。青空で気温37度、で木から葉が落ちる(=雨緑林)を初めて見た時は、衝撃を受けました。日本に住んでいたら 落葉は寒い冬 が常識ですから (-.-;)y-~~~ 

ということで、きっと3月のカンボジアも 気温が上がって熱いぞ と思っていたら そうでもなく 木も青々 ! 「そうかぁ この辺りは亜熱帯モンス-ン気候じゃなく 熱帯モンス-ン気候地帯なんかぁ」 ちょっと利口になり。  なお、タイやラオスやカンボジアは雨が降り出す4月が お正月です。


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王宮がすぐそこの南の端の方に来た時 あっ初めて観光客に出会ったぞ シャッタ-押してくれます? はいはい どちらから? ドイツから  日本人です~ きれいな公園ですね~ の時

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賑やかに、赤い歓声が聞こえてきました。 何かな? さっそく近づいてみよう!

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結婚式の前撮りかぁ \(^o^)/  付き添いも揃いの赤 おしゃれも相当気合いが入っとるなぁ

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じゃあ 手はこの辺りで 目線はあの辺りで ・・・・ 私も写してやろ! なお、この花嫁さんは照れ屋さんのようで 相当照れていました。

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結婚式の主役はやっぱり女よね~  花婿は暇そうに待っていました~

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赤隊が写真撮りをしているすぐそば、公園の南の端、6号線のすぐそばに、お寺がありました。おっ 狛犬(ライオン)やねぇ。カンボジアは意外と狛犬が多く・・・・の境内に

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黄色隊発見!! ここらは前撮りの聖地なんかぁ やはり旅は大切です。 次回は黄色隊を紹介してみます。



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by ab300211 | 2011-10-17 22:34 |

1727 オケラ

ヨ-ロッパ言語では名詞を、男性名詞、女性名詞、中性名詞に分け、冠詞はそれぞれ違っており・・・・太陽は男性名詞、月は女性名詞、花は? 女性名詞です。

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しかし、オケラに関してはそれは当たってません。ガッシリした丈夫な茎、クッキリした分厚い葉、葉の数も多からず、少なからず

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魚の骨状の「ほう」で身を固め、和して動ぜずの孤高の姿。

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引き締まった体に、ボリュ-ムがある花。実に男性的です。と、思いません?

大人になると いかつい体ですが、若い頃は 「山で美味いは トトキにオケラ」と山菜のエ-ス、大人になって 根は健胃・整腸・息切れ・利尿の薬草となる、お役立ちの奴です。

万葉の時代には、「うけら」と呼ばれ  「恋しけは 袖も振らむを 武蔵野の うけらが花の 色に出なゆめ」 と歌にも詠まれています。 が、青森ではカイブシコケラ(蚊をいぶす)と呼ばれてるそうです。オケラには香り物質が多く いぶすと香気が立ち、蚊が逃げる効果あり。だそうです。


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薬効を認められお正月のお屠蘇の素にもなっています。が、お正月と言えば 大晦日から元旦にある 京都の八坂神社の 「おけら祭り 、参り」が有名です。乾燥したオケラを燃やし、立ち上る煙の方向で吉凶を占い、燃やしたオケラの火を、境内に吊された灯籠に移し、各自それを火縄に移し、移した火を消さないように火縄をくるくると回しながらの持ち帰り、持ち帰った「白朮火」を神棚の灯明に灯したり、雑煮を炊く火種に用いるなどして新年を祝います。燃え残った火縄は「火伏せのお守り」として、台所にお祀りします。なんだそうです。
という霊験もあるオケラです。



資料映像 祇園祭りの頃の京都八坂神社


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ちょっと待った~ みんな雌花と違う!! わたしが雄花ですっ。

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by ab300211 | 2011-10-15 22:20 | 植物