森羅万象

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1708 ハイビスカス made in Japan

お盆過ぎから加速して、一層きれいに咲く、韓国の国の花にもなっているムクゲ。東アジアに自生するとのことですが、野生しているのは見たことなく、外国から来た園芸種も∞、日本では庭や公園の植物となっています。

夏の初めに咲くフヨウはムクゲに似ていますが、ムクゲではなく、親戚です。が、アメリカ産の大きくて真っ赤な花がきれいな園芸種のように、ムクゲのくせに「モミジバフヨウ」と名乗っているもあって・・・ややこしい名前をつけるな!

日本ではムクゲですが、国際的にはハイビスカスと呼ばれています。ハイビスカスと聞くと、南太平洋~のイメジ-が湧いてきます。が、ムクゲもハイビスカスです。


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下関と広島を結ぶ国道191号線は山口県では日本海を眺めながら、島根県の益田からはスキ-場もある山岳地帯を走って広島市に着く、海と山の風景がナイスな国道です。

その国道191号線を下関に向かって行って、向津具半島(むかつく)の根本辺りから300m、伊上の港のすぐ手前の右手に 50mx100mくらいのドヨ-ンとした浅い池があります。地図黄色の○。グ-グルの地図で、池がはっきり分かります。お試し下さい。

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池の周りには黄色の花をつけた木がいっぱい。松の向こうは砂浜で、この池は海水混じり間違いなし。

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ふんわりした淡い黄色の花の木はハマボウ、Hibiscus hamabo。本州中部~九州の海辺にあるハイビスカスです。国道のすぐ傍なの眺める人に会ったことがありません。惜しいなぁ 遠くの自然より近くの自然。もうすぐ9月ですが、未だ咲いているかもしれません。

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いいなぁ この花を眺めていると西表島の旅を思い出します。また行きたいなぁ西表島へ 

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by ab300211 | 2011-08-25 16:03 | 植物

1657 つくしの卵とじ

我が家のすぐ近所には、なかなか大きなT造園があり、その一角にツクシがわんさか生え、そこが私のツクシ採り場です。春が足踏みの状態の今年ですが、もうよい頃と行ってみました。

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ありゃ!ライバル出現。小学校5,6年生の男の子がせっせとツクシ採りをしていました。「あっちの方がよく伸びてますよ」 ここでツクシ採り人に会うのは初めてで、「なんでツクシ採り?」と聞いてみました。「お母さんが松山で、春はツクシ採りをしてます」 偉いっ! 

山口市辺りはツクシを食べないようですが、我が故郷の松山は春はツクシです。食は習慣・文化。少年よこれからも頑張って文化を守っていこ~!


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っそく私もツクシを採って、丁度帰省していた、子供の頃はツクシ採りをしてくれた我が家の娘一家と一緒に卵とじで頂きました。

娘一家に続いて帰省してきた 親をなめとるとんと違うか!の滋賀在住の我が家のT君に「どうなっとる」と聞いてみると 「今年は夫婦で二回採りにいったよ まだ小さくて苦かったけど」という事で・・・それは良かった。我が家の文化は取りあえず継承されている模様です。

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by ab300211 | 2011-08-21 17:59

1658 向島小学校の寒桜

何度か紹介しましたが、防府市の向島小学校には3月上旬から中旬には満開になる早咲きの桜があります。

2010年は3月3日には満開でした。が、春の歩みが遅い2011年は お彼岸を過ぎてやっと見頃になりました。


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この桜は校舎の正面玄関前にあり、傘型に拡がった樹形は美しく、樹高約8m、・・・卒業生からの聞き取り調査によると、1920年頃に卒業記念に植えたとのことで、樹齢は約90年。エドヒガンなどは樹齢数百年の株も普通で、それに比べると若い桜です・・・直径は約86cm。名木、巨樹と呼ばれる桜と比べるとかなり小さく・・・しかし、この桜の特徴は桃の花か!と思うような色合い、華やかさです。

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さて、この桜の正体は何かな?が2011年の3月に詳しく吟味されました。もとになっているのは、中国南部などにある「ヒカンザクラ」と日本の「ヤマザクラ」が交雑してできた雑種第一代の「カンザクラ P.kanzakura」で。このカンザクラが、さらに、他の桜と交雑してできたものであり、そして、葉や花の構造から、オオカンザクラと呼ばれる品種の群に属するものと分かりました。

巨木と呼ばれる大きさではありませんが、山口県にはこれほどのオオカンザクラ系の大木はなく、また、地元の人に大切にされてきたという文化的価値もあり、山口県の「天然記念物」に指定されることになりました。
なお、「天然記念物」は文化財保護法によって定められるものであり、また、「天然記念物」という言葉は、近代化、金儲けに走った結果、すっかり自然が荒廃した状態を反省して、「自然を大事にしよう」という精神からドイツで生まれた用語であります。

この桜もすっかり有名になり、訪れる人も多く、観光の対象となりつつありますが、「天然記念物は観光資源じゃない」 「自然の遺産」である ということを強調しておきたいと思います。


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この桜、極めて健やかで、樹勢もよく、いつまでも子供達を見守ってくれることを願いながら、向島小学校の「寒桜」の報告を終わります。

  

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by ab300211 | 2011-08-20 14:42 | 植物

1706 資さんうどん

我が家の場合、北九州方面に行ったら「資さん」のウドン。「資さん」のウドンでどう?W夫妻も「ええねぇ」なので平尾台の帰りに寄ってみました。うどんと蕎麦どちらが好きか・・・松山生まれの関西人なのうどんです。蕎麦は当たり外れが多いし、妙に気取っているし・・・けど 松江の「まつもと」の出雲蕎麦は「こんな美味しい蕎麦くったことない」だったし、山形で食ったのも美味かったし、江戸の藪もよかったし 蕎麦の決めては蕎麦つゆですね。 けど今日は「資さん」のウドン

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資」と書いて「すけ」と読みます。北九州が本拠の、うどんのチェ-ン店です。我が家のT君が福岡で学生業をしていたとき 「美味くて腹いっぱいになるよ~」で一緒に行って、初めて食べましたら ☆☆☆

昔のウドンは出汁はあっさり腰は柔らかが普通だったのに、だんだんと腰は強靱になり、出汁は濃くなり・・・博多ラ-メンもコクがあるけどあっさり味だったのに、最近は脂たっぷりギラギラ味が主流に 

何食べると言われたら 一番ラオスのうどん、 二番うどん、三番焼きそば、四番出雲蕎麦 五番京都のニシン蕎麦、17番ラ-メン・・・


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『いらっしゃい!』 資さんは24時間営業のチェン-ン店ですが、家族連れ 若者 勤労青年中高年・・・などで賑わっています。大胆にも「資さん」の近くにうどん店ができたのも目撃しましたが、1年~半年くらいで倒産しています。美味しくて、安くて、メニュ-も多彩の 「資さん」は無敵。

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テ-ブルの上には、ネギ、天カス、漬け物、とろろこぶ などが 好きなだけ食べてね!と待っています。えっ トロロコブも好きなだけかけていいの~! 「資さん」のファンになりました。

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ウドンが待てない人のためオデンもあります。

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今日もかしわおにぎり頼も!  安くて美味いし。 Wさんはそれか! Wさんも私も 満腹になれば 満足満足派です。

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きた きた~ \(^o^)/  W家は細めんでエビ天とゴボ天。我が家はシイタケうどんに肉うどん。相方はシイタケの数が5個少なくなっていると文句を言ってましたが、麺は腰しっかり 濃いようでそうでもなくまったりと奥深い出汁 大変結構でした。

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えっ 今日のお礼に ぼた餅(おはぎ)をお土産に貰いです。どれもこれも美味い「資さん」。嘘だと思ったら行ってみましょう~

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by ab300211 | 2011-08-19 18:23

1705 平尾台のノヒメユリ

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闘う企業戦士のWさん、義妹の夫、は50歳頃からウォ-キングを始め、続いて登山も始め、登るだけでは物足りないので 「最近は花探索もやっているよ」 中高年Aコ-スまっしぐらです。「ええ~っ! Wさんが花の名前を~!」 とてもそんな感じじゃなかったのに そこまで症状がすすんだか (-_-)゜zzz・・という事実が分かり、 じゃ一緒に花でも見ようか!ということで、福岡市と山口市の真ん中辺りの平尾台で落ち合って、ノヒメユリの見学会を開催しました。

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山口を8時15分に出発し、高速道路の壇ノ浦Pに9時到着。向こうは側が九州です。盆休みの最終日の16日でしたが、道路は意外と空いていました。

壇ノ浦で一休みして、小倉南で高速を降り、約束の駐車場に10分早く着きましたが、W家は25分前に到着していました。やっぱり~ (-_-)゜zzz・・・


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良かった良かった。ノヒメユリは丁度見頃で、探す必要もないくらい、あちこちで咲いていました。曇り時々晴れ、写真撮り日よりの平尾台。お~っ W家は靴も服もビシッと決まっとるね~。こちらは愛用の簡単カメラを玄関に忘れてきたぞ!今日は一眼カメラで撮ってみよう。

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ノヒメユリはヒメユリと名前はついていますが、全くの別物で、手のひらにすっぽり収まってしまう大きさです。あまりの可愛らしさに、思わず笑顔になってしまうのがノヒメユリの特徴です。小さなユリですが、燃えるような朱色と草に埋もれないよう高く伸びて自己主張。元気な夏のユリです。

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この日はやや風があって、日陰のない平尾台も我慢して歩けました。

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クズにも負けず・・・・




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コオニユリも撮っといてやろう! キセワタやカワラナデシコ、サイヨウシャジンも咲いていました。

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Aコ-ス、Bコ-ス、どちらの写真が好きですか?




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2時間半くらい歩いて見学会は無事終了。 どうだった? きれいだった!また一緒にどこかに行こう! の両家合同での平尾台の夏の一日でした。








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by ab300211 | 2011-08-17 12:23

1704 船平山のユウスゲ

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ユウスゲは淡い黄色の夏のユリ。夕方に咲いて、よく朝にはしぼんでしまう一夜の花。
花には芳香かあり、真夜中には上品で甘い香りが強く漂ってきます。

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ユウスゲは日当たりが良い草原のユリ。海岸から山までいろんな所で見かけますが、私がいつも行くのは、家から40分の船平山。

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船平山は長い間、小さなスキ-場でした。スキ-場だったので草刈りが行われ、草刈りの時はユウスゲは残すようにしたので、一面ユウスゲの草原になりました。キスゲのように群生する性質がないのに、一面ユウスゲの草原になったのは地元の人のおかげ、船平山のユウスゲは文化遺産です。
スキ-場時代には、この全面がユウスゲで真っ黄色になって、上の方にはオミナエシも群れ咲いて・・・のそれはもう!の草原でした。

が、大きくて近代的なスキ-場があちこちにでき、また、高速道路時代になり、スキ-場は閉鎖。草刈りをする必要もなくなりましたが、それでも草刈りは続けられていました。が、葛がだんだん増えてきて・・・の頃、地元雄志が「グランド・ゴルフ場にしよう」 草刈りをする理由を見つけ船平山の草刈りは続き、草原は残りました。が、ゴルフ場部分がだんだん広くなり、ユウスゲはすっかり減ってしまい 「ユウスゲがいっぱいあるぞ」の感じの写真撮りも難しくなりました・・・。


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昔は知る人ぞ知るの船平山でしたが、最近はすっかり有名になり、夏の夕方は賑わっていますが、賑わいの主力は、自然愛好家というより、写れば何でも良し!目の前の物には興味なしの関心なしのカメラ愛好家のようで、県外車もよく停まっています。 自分が撮ってるものは何かも知らないで まあ お気の毒というか せっかくなのに勿体ないカメラ愛好家村の人達です。が、町おこし的にはそれで良いのかもしれません。

ユウスゲの学名はギリシャ語でヘメロカリス。「一日の美しさ」 いい名前をつけてもらった幸せものです。






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草原は小さくなりましたが、スズサイコは増えてきました。ユウスゲが咲き始めると、スズサイコも咲いてきます。船平山はええ所です。
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by ab300211 | 2011-08-15 16:44

1702 キキョウ咲く原

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気温35度、日陰無しっ!歩くと危険の真夏の秋吉台。ちょっとだけやる気を出して、キキョウ咲く原に行ってみました。私が勝手に名付けた キキョウ咲く原 は駐車場から20分、秋吉台のやや真ん中辺りです。

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人影なしっ あれカッコウが鳴いている の道を汗だくで歩いて無事到着。一面にキキョウの花のはずが、ポツリ、ポツリ。お盆過ぎには増えそうでした。ちょっと変わった事があると 自然破壊 異変と騒ぐ人が居ますが、自然は毎年違うのは当たり前 違うから面白い(森羅万象社 標語) です。が、やっぱり咲いていて欲しかったなぁ

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最盛期には1000株以上咲いていますが、二重や白の花もあります。どのくらいあるか?何年か調べてみたら、その割合は2.5~3.0%。花びらの形や色が変わる(変異する)のは植物ではありがちですが、おそらく数万~十数万分の1(突然変異がおこる率)と思われ、2.5~3.0%は非常に高い値。キキョウ咲く原のキキョウ達は、変異した遺伝子を、集団として安定して保っていることになります。から、ここにある青い普通のキキヨウの種を育てると、ある確率で二重や白の花が咲くと思われます。という辺りが学術的にも面白いキキョウ咲く原です。

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韓国ではキキヨウはトラジと呼ばれ、韓半島を代表する民謡になり、食用として活躍しています。その辺りの現地事情を 今、韓国を旅している Morris さんにメ-ルで問い合わせてみました。
関西在住のMorrisさんは頭脳明晰、何事にも明るく、写真は「写真とはこういうもんですよ」のお手本級・・・ペ-ジはここですが、内容が濃く熱いので、気力体力を充実させてから入場して下さい。

Morrisからメ-ルの返事が来ました。

あべさん こんにちは
メールと見張り、ありがとうございますm(__)mさて、ご質問ですが、今分かる範囲だけ先にお答えしておきます。「トラジ」の歌はたぶん「トラジタリョン(トラジ打令)」のことでしょう。これは京畿道の民謡です。
http://www.youtube.com/watch?v=kjCIwE-x0Ow 
you tubeの映像↑の最初の曲です。ついでに言うと2曲目は「ノドゥルカンビョン ノドゥル河辺」3曲目は「メファタリョン(梅花打令)」です。

桔梗はトラジ、ツリガネニンジンはトドクです。おっしゃるとおり、普通トラジは生のままで食べたりナムルにしたりです。トドクはキムチにするみたいです。田舎ではトラジもキムチにするかどうかは、まだ知りません。
どちらにしても、Morris.はトラジもトドクも黙って出されたらどちらがどちらかわからないと思います。その前に、どちらも美味いと思ったことはありません。牛蒡の方が圧倒的に好きです。偶然今日、キョンドンシジャン(京東市場)を徘徊して、トラジもトドクも山ほど見てきました。



日本では漢方薬扱いですが、韓国ではもりもり食べられているようです。Morrisさんありがとうございます。では、お酒は一日3本くらいにして、旅を続けて下さい。





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by ab300211 | 2011-08-05 17:32 | 植物