森羅万象

カテゴリ:植物( 157 )

2164 センボンヤリ

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久しぶりに、山焼きが終わった秋吉台に行ってみました。草が焼き払われて、石灰岩が剥き出しになって、秋吉台が石灰岩の台地だということが良く分かる風景が拡っていました。秋吉台は平尾台や阿蘇や久住と同じ、人工の草原。草原はササやススキやチガヤなどのイネ科の植物が優先する草地。このような草地は畑や田などに播いて肥料にするため、家畜のエサにする採草地として、また屋根材(萱)を採る場所などして、有機的な生活や農業に必要な土地で明治時代にはどこにもあって、日本の国土の11%を占めていました。が、生活や農業の近代化に伴って必要性が低下し、現在は1%くらいになって消滅中。
草原を草原として維持するためには草刈と火による焼き払いが必要で、火入れは秋吉台では「山焼き」、久住や阿蘇では「野焼き」と呼ばれ季節の行事になって観光資源にも。

山焼きが終わった草原を歩いて春を探してみました。予想どうり、5cm足らずのセンボンヤリが至る所に生えていました。


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by ab300211 | 2016-03-27 11:25 | 植物

2163 インド菩提樹

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インド菩提樹は、お釈迦様がその木の下で悟りをひらいた、木として東南アジアの仏教寺院には必ず植えられているありがたい樹木。熱帯から亜熱帯地帯に広く分布するイチジク科の樹木。で、オ-ストラリでも見たことがありますが、天然かどうかは?でした。

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       ↑東大寺のシナ菩提樹

日本にも菩提樹の木がありますが、これはシナキの科の樹木。東大寺には中国から移入したシナ菩提樹が植えられています。ヨ-ロ-ッパにも菩提樹がありますが、これもシナノキ科の落葉樹。おそらハ-ト型の葉が似ているので菩提樹と呼んでいるのでしょう。

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        ↑タイ北部のインド菩提樹

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        ↑ラオスの菩提樹
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        ↑カンボジアのインド菩提樹

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by ab300211 | 2016-03-22 15:08 | 植物

2155 稲の葉

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タイの北部やラオスに行くと、餅米が普通に食べられています。餅派の私としてはお気に入りの国。ラオス語で普通のお米は「カオ」、餅米は「カオニャオ」。ラオスの食堂に入って「カオニャオ」と注文すると。エッという顔をされます。理由は餅米の価格は普通のお米の三分の一で、カオニャオは貧乏人のお米。これはカオニャオを入れる竹製の容器で、街角にはこんな竹製の容器を入れるお店があります。
この様子は「ラオスの旅」の何処かに載せています。各自で発見して見て下さい。



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近所の田んぼに稲の株から生えた稲の葉が無いか?と探しにいくとすっかり枯れていました。

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これが稲の葉の電子顕微鏡写真。上が葉の裏、下が葉の表側。



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こちらはトウモロコシの葉。上が表、下が裏。植物は意外なほど、凶悪な形態をしています。


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by ab300211 | 2016-02-08 16:11 | 植物

2150 近所のス-パ-の植物(2)

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家から800歩でス-パ-があります。このス-パ-ができる時、駐車場の回りに、いろいろな木を、緑化の一環として植えていました。が、やたら木の数が多く、巨大になる木も植えていたので、どうなるかな?心配しましたが、取りあえず、緑の囲いに育っています。ヒマがだったので何種類くらい生えているか、調べてみました。今回はその第2回目、撮った写真をベタベタと並べてみました。

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上から、マサキ、イチイガシ、ササ、チガヤ、クロガネモチ、ユキヤナギ、アベリア、ススキ、スイバ、ブタナ。


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by ab300211 | 2016-01-14 16:16 | 植物

2149 近所のス-パ-の植物(1)

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家から800歩でス-パ-があります。このス-パ-ができる時、駐車場の回りに、いろいろな木を、緑化の一環として植えていました。が、やたら木の数が多く、巨大になる木も植えていたので、どうなるかな?心配しましたが、取りあえず、緑の囲いに育っています。ヒマがだったので何種類くらい生えているか、調べてみたら、草も含めて、37種類ありました。それをベタベタと並べてみました。

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上からクチナシ、ユズリハ、ホルトノキ、タブ、ヤツデ、マンリョウ、マサキ、シラカシ。
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by ab300211 | 2016-01-09 18:28 | 植物

2148 花の作られ方

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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。今年の最初の記事は我が家の庭からの話題。

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我が家の庭にはヤブツバキと変な椿があります。変な椿は雄しべが、まん中でなく、いろいろな位置の花びらの間から、好き勝手に出てきます。
植物の基本の構造は、根と茎と葉。花は花葉と呼ばれる組織から葉から造られる器官。先ず、葉から花の素の組織が作られ、その数や方向性が決定され、最後にそれが花びらになるか?雄しべや雌しべになるかの組織の性質が決定されます。例えば、エンドウ豆のツルは葉が変化して造られます。
我が家の変な椿は、最終段階が不安定で、花びらになったり、雄しべになったりして、こんな椿になるのでしょう。
ヤブツバキは花の作られ方が安定していて、どの花も、いつもヤブツバキ。

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花は優しくてきれい。というイメ-ジがありますが、電子顕微鏡で見ると、動物に負けないダイナッミックさに溢れています。↑はオオイヌフグリの花びら。
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by ab300211 | 2016-01-04 16:07 | 植物

2147 秋吉台のリンドウ

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そこらの自然はどこにもある。を、主義として、そこらの自然を紹介してきた森羅万象。ですが、最近はネタ不足、なので今回は秋に撮った秋吉台のリンドウ。


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秋吉台は石灰岩の台地。石灰岩には化石が入っていて、これは大きさが5mmくらいののフズリナの化石、星砂もフズリナの仲間。

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今年はこれで最後の更新。また、来年もよろしくお願いします。今年の山口は、意外と穏やか日が続いて,
例年より早く咲き始めた、庭のヤブツバキや寒アヤメは毎日咲き続け出ています。

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by ab300211 | 2015-12-28 15:58 | 植物

2146 ヤマジノギク

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秋の野菊はいろいろありますが、初秋の頃から草原で咲き始めるヤマジノギクは、青い野菊では一二を競う美しさです。澄んだ青に大きな花びら。世の中「あれさえなければ---(-_-)゜zzz・・・美人なのに---」ということがよくあるのですが、ヤマジノギクもそれです。『うちら仲良しね~』と言いながら、めいめい勝手な方へ。という感じで、枝を好き勝手な方向へ、
しかも、長く伸ばして、花が咲きます。一つ一つの花はきれいなので、もっと協力してまとまって
咲けば、秋の野菊ナンバ-ワン、間違いなし。


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by ab300211 | 2015-12-21 13:08 | 植物

2140 亀山公園辺りのドングリ

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竃山公園周辺は市役所、美術館、ザビエル記念聖堂、図書館などがあり、県庁までもすぐの、山口市の中心地域。この辺り全体が木々が多く、ドングリの宝庫。アベマキ、クヌギ、コナラ、ウバメガシ、イチイガシ、アラカシ、シラカシ、マテバシイ、シリブカガシ、スダジイ、ツブラジイの11種類のドングリが生えています。
今日の山口は朝から小雨模様、昼過ぎにゴミ棄てに出たついでに、亀山公園周辺に行ってみました。

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マテバシイにそっくりなシリブカガシ。マテバシイには稜角が無し。が、シリブカガシは3つの稜角があって、三角形、お尻の穴が深く(尻深カシの名前の由来)、三角形。日本にあるドングリの花が咲くのは初夏の頃なのに、シリブカガシだけは9月に花が咲く、不思議なドングリ。

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シラカシのドングリ。シラカシという名前は材が白いので白カシ。鍬や鎌の柄や、板材として使用されています。比較的寒冷地を好むカシ。

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市役所の構内にあるアベマキ。ドングリはクヌギにそっくりです。アベは岡山地方の方言で「粗い」。樹肌がごつごつ、粗いので。樹皮が厚く、コルクとして使用されていました。

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ウバメガシはコナラやクヌギの仲間ですが、この仲間で唯一の常緑樹。海が近い温暖な場所を好む樹木で、地中海にある樹木とよく似ています。ドングリはお尻と頭が同じ大きさで。お皿(殻斗)が浅く、熟れる前にこぼれ落ちます。庭木や生け垣によく利用されています。備長炭はウバメガから作られています


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by ab300211 | 2015-12-02 18:39 | 植物

2139 熊野神社のイチイガシ

イチイガシは、カシの仲間では最も長大で長寿で「大きなカシ」はイチイガシである事が多い。このカシは土壌が肥沃で水持ちが良く、また、水はけが良い土地を好む。かつてはイチイガシは各地にあった。が、そんな場所は、人の暮らしにも適しており、次第に消えていった。樹木が硬く、遺跡からソリに使われたイチイガシが見つかる事もある。奈良の東大寺付近、春日山には多数の、イチイガシが残っている。イチイガシは長大長命なので、神社などでも見られる。が、希な樹木である。


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ふと思い立って市内の湯田の外れにある熊野神社にイチイガシのドングリを拾いに行ってみた。


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イチイガシは葉の裏、細い枝が薄黄色の毛に覆われており、ドングリの頭(柱頭)付近は星形に、お皿(殻斗)も薄黄色の毛に覆われている。

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12月になって夕暮れがあっと言う間にやってきた。山口県には、秋芳町青景に、胸高直径約3m、高さ31mの、姿が美しい巨大なイチイガシ(72 樹齢教の旅(2)共和のイチイガシ)があったが平成20年2月13日か17日の積雪で折れて、枯れてしまった。
↓は往時の姿、そのカシの破片。森羅万象社のささやかなお宝。


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by ab300211 | 2015-12-01 20:34 | 植物