森羅万象

2139 熊野神社のイチイガシ

イチイガシは、カシの仲間では最も長大で長寿で「大きなカシ」はイチイガシである事が多い。このカシは土壌が肥沃で水持ちが良く、また、水はけが良い土地を好む。かつてはイチイガシは各地にあった。が、そんな場所は、人の暮らしにも適しており、次第に消えていった。樹木が硬く、遺跡からソリに使われたイチイガシが見つかる事もある。奈良の東大寺付近、春日山には多数の、イチイガシが残っている。イチイガシは長大長命なので、神社などでも見られる。が、希な樹木である。


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ふと思い立って市内の湯田の外れにある熊野神社にイチイガシのドングリを拾いに行ってみた。


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イチイガシは葉の裏、細い枝が薄黄色の毛に覆われており、ドングリの頭(柱頭)付近は星形に、お皿(殻斗)も薄黄色の毛に覆われている。

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12月になって夕暮れがあっと言う間にやってきた。山口県には、秋芳町青景に、胸高直径約3m、高さ31mの、姿が美しい巨大なイチイガシ(72 樹齢教の旅(2)共和のイチイガシ)があったが平成20年2月13日か17日の積雪で折れて、枯れてしまった。
↓は往時の姿、そのカシの破片。森羅万象社のささやかなお宝。


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by ab300211 | 2015-12-01 20:34 | 植物