森羅万象

2047 ウスバシロチョウ(2)

大きさはモンシロチョウの2倍くらい。氷河期に日本列島に渡ってきた、ウスバシロチョウ( Parnassius glacialis )に、意外な場所で、超久しぶりに遭遇しました。

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属名のパルナシウス( Parnassius )は、ギリシャの神々が住む山、パルナッソス山に因んで名付けられました。またの名はアポロチョウ。この名もギリシャ神話の太陽の神アポロンから。・・・・・約150万年前に始まった氷河期を生き延び、繁栄したチョウです。

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「種類は約35種ですが、同じ種類でも山の向こうとこちらでは、谷が違っても・・・・・、文様が違う。というように、無数の型が生まれました。現在は北欧から、中近東の山岳地帯、ヒマラヤ、中央アジア高原など、ユ-ラシア大陸の、冷涼な地域に広く薄く分布しています。他のチョウとは違って鱗粉が少なく、半透明な羽に赤や青の点を散らした美しさと、多様な型に惹かれて、その全てを集めることや研究に一生を捧げる人、パルナシウス学と呼ばれる専門分野があるほどに、数多くの人々を魅了してきたパルナシウスです」。

日本のパルナシウス(=Parnassius glacialis ウスバシロチョウ)には、色彩豊かな斑紋がありませんが、半透明の羽などに、独特の雰囲気がある、私の好きなチョウです。
↑の画像は、パミ-ル高原などにいるタイプ(図鑑よりの無断拝借画像)


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「小学4年生の時、近所の中学生の家で標本箱を見せてもらったのがきっかけで、その中学生に手ほどきを受け、チョウ採りを始めました。
オオムラサキやアサギマダラなど近場のチョウは集まったので、より珍しいチョウを求めて、中学に入ると、1000mを越える山々へ単独行を開始。右手には捕虫網を、首から中古のカメラを提げて。
ある時はチョウを追っていて、よく足下を見ずに渡っていた古い木の橋が壊れて、5m以上落ちた事こともあります。運良く砂地に転落。しばらくして気がつくと青空が眩しく、鼻血が出ていました。が、そんな事は親には内緒にしておきました。
チョウ採りのシ-ズンは春先から夏前まで。「夏休みはいらん 今が休みだったら~」と何度願ったことか・・・・」。
「中学の2年生の5月、松山近郊の福見山で、初めてウスバシロチョウが網に入った時の感動。
我が青少年時代の思い出の、懐かしいチョウです」。


福見山から痩せ尾根を歩いて行くと明神ケ森(標高約1300m)に到着します。その縦走路の途中で見た、石鎚山系の風景は懐かしい思い出になっています。

福見山には、私の弟(阿部幹雄)と年下の従兄弟を2人連れて(4人で)、春先に登ったことがあります。それがきっかけになったのか、山登りに興味を持った従兄弟は、高校の時、山岳部に入って、四国の山々を駆けめぐったようです。弟は、本職はジャ-ナリストですが、セミ・プロ級の 登山家+スキー・ヤ-(山スキ-)になって、世界を駆け巡る?探検家に(観測隊員となって南極にも3度行きました。北極にも。ヒマラヤにも)。

我が青少年時代の思い出の、懐かしいチョウ、ウスバシロチョウの報告を終わります。



アザミ(ノアザミ)は虫達の、お好みの食卓(レストラン)です。
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↓1週間後の追加画像。 「意外な場所」から5キロくらい先の、○○山の麓の、道端の草むらで。


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by ab300211 | 2014-05-22 14:41 | 動物