森羅万象

2019 氷見神社:中宮の式年遷宮-2013 (1)

超久しぶりに(4年?)山口県鹿野町の秘境的集落、秘密尾にある氷見神社のカシ類が茂る原生林的、中宮の杜(もり)を探索してみました。-『氷見神社は、鹿野町東部の秘密尾にあり、標高1000m級の中国山地に抱かれている。神社の森(社叢)は、標高515mから山地の斜面に沿って上方に長く伸びていている。・・・これより(=本殿)奥の標高600~700mの地は自然の状態が これほどよく保存されているところはめずらしく、学術的にも非常に貴重である。』と山口県の天然記念物に指定されています。

氷見神社に初めて出動したのは、秘密尾の小学校の分校が廃止され、過疎化が進行中の1992年。目的地の中宮までは本殿(本宮)から20分程度!の筈が、道が分からず失敗。 友人を誘って出動した、二回目も一時間も彷徨っても、道が???で失敗しました。社長の権威は大暴落。\(^o^)/

の時 お助けの本 「やまぐちの山と自然」-山口県高体連登山部編(1991年) を発見。


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氷見神社の神山 宮本公胤(鹿野町二所山田神社宮司 当時は高校教師)
『鹿野町秘密尾に鎮座する「氷見神社」の社叢は、神の杜(もり)であるため、太古の昔より斧をいれることが禁止されていた。そのため県内でも数少ない、鬱蒼たる原生林が今も残されている。中宮から上は禁足地であり、現在でも地元の人は、その掟をかたく守っている。山中は老木が林立し、苔むした倒木があちこちに横たわり、日中なお薄暗く、ひよっとして天狗がこちらの様子をうかがっているのではないかと思わせるほど、異様な霊気が漂っている』 
 ↑写真は1973年の式年遷宮の祭祀にお出かけ中の宮本さん(本から無断借用)

さっそく、宮本さんに、道をお尋ねの手紙を書き送ると、 「禁足地で草刈もされてない筈で、道が分からないのは当たり前\(^o^)/  来年(93年)は式年遷宮で、草刈もされて、道が分かり易くなります」 の道順が詳しく書かれた返事が到着しました。 式年遷宮は伊勢神宮だけか!と思っていたので驚愕。しながらも、三回目の出動で、中宮の杜(もり)に到達できました。

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氷見神社は、見上げると長野山(1050m?)のブナ林の尾根が見える、秘密尾集落のどんづまりに有ります。

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本殿(本宮)に丁寧にお参りしてから、中宮に向かいます。 本殿左手にある不思議形のイロハモミジの木。

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アカガシ、シラカシ、ツクバネガシ、コウヤマキなどが茂る本殿裏はお楽な、分かりやすい道。は、すぐ途絶えて迷い道に・・・(-.-;)y-~~~

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一番歩き易い道に突入すると、必ず到着する滝です。氷見神社は9世紀には建立されたらしく、山伏の行場であったらしく。

『明治になって、県内の神主の「みそぎ」の道場としても知られている。筆者は三日間の断食を兼ねた度々参加したが、湧水を集めた御滝水はまさに氷水の冷たさで悪寒が体内をかけめぐり、吐き気をもよおすには閉口した。』 -宮本公胤


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の、「みそぎ」の場に行かず、歩き続けると、丸木橋に到着。1992年は、朽ちかけた杉丸太が二本の危うい丸木橋でした。が、式年遷宮があった1993年は、まっさらな杉4本、の丸木橋に変身していました。が、2013年の丸木橋は細目の3本の杉丸太で補修のみ。でした。

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丸木橋を渡ると、50mで中宮の鳥居。深々と頭を下げて、中宮の御社地の原生林的、杜に入ります。

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入り口の渓流沿いに、超印象的な倒木(ウラジロガシ?)があります。40年前の写真と、同じ位置から撮影してみました。


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by ab300211 | 2013-12-24 18:17 | 風景