森羅万象

1982 カメラ・オブスキュラ

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葉がよく茂った木の 濃い陰の下を歩いていると、こんな白丸を見かけることがあります。腕は私の腕の影ですが、白丸は影ではなく、太陽の像です。

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針の穴くらいの小さな葉の隙間から、光が漏れると太陽の像が地面に写ることは、古代文明の人々もとっくに知っていたようです。 

「君達二人に10mの棒を1本づつ渡すから。これを利用して地球の円周を計算せよ。」のような問題を軽く解いていたのに、この白丸は難題で、ケプラ-、コペルニクス、ガリレオの時代になってやっと原理が分かったようです。が、社長はまだ理解できていません。



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16.7世紀になると、、この白丸現象を利用した本格的な(類似品は既にあった)道具? camerae obscurae が発明されました。camerae =部屋、obscurae=暗い camerae obscurae=暗い部屋、暗室、暗箱 イタリア語です。
この カメラの中に入って、壁に映った木をなぞると、超写実的な絵が完成。風景や人物像を描くときに活用され、遠近法などの近代絵画が完成したそうです。


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しかし、カメラは部屋。イタリアのカメラ店では 「簡単デジカメ下さい→簡単デジタル部屋下さい」「えっ こちらのニコン部屋がお奨めです」。

イタリア語でカメラは macchina fotografica=写真の機械。 イタリアでカメラを買う時は 「カメラ」か「まっき-な フォトグラフィカ」なのか? ご存知の方は森羅万象社までお知らせ下さい。 チャオ ペルファヴォーレ グラーツィエ




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by ab300211 | 2013-07-29 21:57 | 風景