1958 ムラサキ、オカウツボ
最近の山口は30度を超えドンヨリと暑い日が続き・・・今日も暑い。 ハシナガヤマサギソウ(嘴長 山鷺草)はもう終わり頃になっていました。
天智天皇の7年、668年5月5日端午の節句の日、天智天皇を始めとする宮中の人々は揃って蒲生野に出かけ、薬狩りの行事が開かれました。男達は鹿の角を拾い集め、女達はムラサキなど薬草を摘みました。
額田王が
『茜や紫草が生える草原で、草原の番人やあの人も見ているのに 「愛してるよ」と袖(手)なんか振って困らせないで・・・でも嬉しいわ~』 と唄って万葉集のスタ-植物になったのが、このムラサキです。
これから背がもっと高くなり、枝も横に拡がりながら、花の数も増えていきます。が、このくらいの咲き始めが趣があります。ただ、ちょっと日差しが強すぎて 写真的には(-_-)゜zzz・・・でした。
オカウツボもきっちり咲いていました。ゆうさん ありがとうございます。オカウツボやハマウツボは、これまでは図鑑には 「取りあえず、載せておきます」。のマイナ-な植物でした。
が、最近の進化・系統発生学の成果によって、ゴマノハグサ科ほかを手下に従えた、メジャ-級の扱いになりました。
歩いていると。福岡から秋吉台の植物観察にやってきた団体さんに遭遇しました。30名くらい居ましたが、男はたったの3人で、おばちゃんパワ-が炸裂していました。
団体と言えば・・・・今度の日曜日の5月26日に、ボランティアでhigeさんと二人で秋吉台の案内を頼まれています。長者ガ森の駐車場に13時に集合して、軽く歩く予定です(13時~15時半?)。 団体さんから文句は出ないと思います(何人の団体なんでしょうか? も分かっていません)。 私的には 5mくらい離れて付いてくるのは、問題なしです。退屈でお暇な方はどうぞ ムラサキの1本くらいは見られる予定です。