森羅万象

1888 下関~門司港

最近遠くに行ってないなぁ ふと思い立って下関の唐戸に。


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下関の唐戸は本州の端、かつては九州へ渡る港として栄え、 今でも渡し船が通っています。天気予報は小雪混じりの悪天候でしたが、意外と天気がよく。久しぶりに船に乗って九州門司港へ


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門司の港から徒歩30秒で門司港駅。 門司港へ行こうか! と思ったのはこの門司港駅が壊されるニュ-スを見ていたからだぁ 門司港はかつては 東アジア、東南アジア、ヨ-ロ-ッパへの窓口で 横浜、神戸と並ぶ国際港でした。
八幡、戸畑、若松の重工業地帯、筑豊の石炭産業 の製品積み出し港。  あの東京駅よりも一年くらい早い 1914年に完成したの西洋風 ネオ・ルネサンス様式の 当時は文明の香り高い駅でした。

が、年月には勝てず、ついにお終い。立て替え工事が始まるらしく、既に柵で囲まれ、立ち入り禁止。 二階は豪華な貴賓室です。外から見ると貧乏くさい木造に見えますが、水洗トイレ、大理石の床も。


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三井、三菱などの商社、商船会社、貿易商のビルや倉庫が建ち並でいたゴチャゴチャの街は無くなって 今は往時を偲ばせる建物を残し、「門司港 レトロな町」 の観光地に。

門司港駅のすぐ前には 三井の社交倶楽部(ゲストハウス)の建物が残っています。


天井は高く、部屋は広々の近代日本が始まった頃の 西洋風です。 一階 階段の右手にはレストランがありますが、いつもいっぱいで食べたことはありません。

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内部は重厚な木製です。 男子トイレ 天井は高く 広々すぎて落ち着きません。

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二階に上がると すぐ前に門司港駅が見え 二階には宿泊用のゲスト・ル-ムがあります。

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あの物理学の天才、A.アインシュタインも お泊まりしました。その部屋は当時のままに保存されています。
1922年11月12日、日本に招かれ、マルセイユから日本郵船の北野丸に乗って、日本に向かっていたアインシュタインはその船上で電報を受け取り、ノ-ベル賞の受賞をを知りました。

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バスル-ムもバスタブを置いた 冬はちょっと寒そうな完全西洋風です。
 レトロな街にはこんな西洋風ビルがいくつかあります。


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海峡タワ-から見下ろすとレトロな街並みの全貌が分かるんですが・・・・日本や韓国、中国の若いおねいちゃんやおばちゃんが、つい入ってしまう、カフェやお土産店がいっぱいです。 今 一番のトレンドは「焼きカレ-」だそうです。

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だんだん風が強くなったきたので  また、船に乗って、唐戸に戻りました。本州と九州はちょっとしか離れていません。


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by ab300211 | 2012-12-09 23:38 | 風景