1872 萩 笠山のダルマギク
萩市の中心地から車で10分で、砂州で本土と繋がった 小さな半島の笠山に着きます。 笠山は高さ112mの小さな元火山。 その山頂から左後を見ると萩の街がみえます。お城があったのは右端の△の指月山の麓。 お城から見うると笠山は鬼門の方角。 江戸代には「難が去る」で笠山では猿が飼われていたそうです。
そして、山頂から日本海の方を見ると、 カゴノキ、ヤブニッケイ、ハマセンダン、シャリンバイ、ハマビワなどが茂る、常緑林。 この森には点々と畑や、夏みかんが植えられていて、大きな竹籠を背負ったおばぁちゃんとすれ違ったりしていましたが、過疎がすすみ みんな懐かしい風景になってきました。
沖合に見えるお皿状の島は どれも溶岩が盾状に流れてできた島です。無人島があり、バブルの頃に 売りに出されましたが買い手がなく・・・一つ如何ですか?「
この風景を見ると思い出すのは 「萩の池には、日本ではここにしかいない ドブガイが居ます。 同じドブガイが居るのは 中国の北東部の沿岸地帯だけ 不思議~なぜなんでしょうね?」 「・・・・・・ !!!」 「・・・・・」
分かったぞ! 1億年前には日本列島は無かったね。その後大陸の一部が千切れて 数千万年かけて だんだん東へと移動して できたのでが本列島。 萩と中国は同じ所にあった元お隣同士、 同じ貝が居ても不思議じゃないね \(^o^)/ 自然の事は自然の時間とル-ルで考えると 分かることがありますね
海沿いの舗装道路で先端まで走り、駐車場に車を停めて、ツワビキが咲き乱れる、遊歩道を歩き
適当に左折すると、黒松が生えた、岩だらけの海辺に 到着です。 よくもまぁ こんな場所に! と驚いてしまう、岩だらけの 風が強い 波の飛沫がかかる場所に ダルマギクが咲いています。
ここのダルマギクはもっと西の角島より早く 10月20日すぎが見頃ですが・・・今年はやや遅く 、花数もやや少なめでした。
真正面見える島は萩からの連絡船が通う大島です。この大島にもダルマギクがあるかもしれません。
ダルマギクの花が咲くと、もうすぐ北風が吹き始め 日本海の冬がやってきます。
ではご近所のダルマギクをチェックしてみましょう。 第一位は畑仕事が得意、野菜自給自足の林家。大きな株になっています。
第二位は二軒隣のN家。午後からの光がよく辺り、株は小さくても、一番早く咲きます。
そして、葉はよく茂るのですが、花の数が少なく、花も遅い、最下位の我が家。です・