森羅万象

1805 ナンゴクウラシマソウ

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「終日雨」の天気予報は外れて高曇り。家から自転車で10分の市民の憩いの自然公園に行ってみました。ムシムシと暑い日だったのでカタツムリは出動、やたらと多い ギンリョウソウも全面的に咲いて。 
他に無いかと歩いて行くと しまった!こういう物は一眼に広角レンズがあったらなぁ。 持ってなかったので、いつもの簡単デジカメで撮ってみました。


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毎年この頃に咲く ナンゴクウラシマソウ(南国浦島草)が、釣り糸を垂らしたり、振りかざしていました。 

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釣り糸は花の本体から伸びています。不思議な造形ベスト・3入賞間違いなし。自然のデザイナ-には勝てません。



「何でこんな形をしているのかな  何かの役に立っているから?」  ついでに考えてみました。


「役に立つ」は ①現在は役には立ってないが、②過去には役に立っていた が有りますが、ウラシマソウは魚釣りしてもしょうがないので 釣り糸は過去にも現在にも役に立ってない 99.9%です。

役に立ってないのに何であんな形をしているか? 進化の過程でそうなった。

進化は①遺伝子、②個体、③集団 のレベルで考えるのが普通です。 遺伝子に突然変異がおこって形が変わる → 形が変わっても個体は生きていける → そんな形の個体が増えて 普通になる (1匹だけだったら突然変異です) 普通くらいに増えたら 進化が起こって 新しい生き物出現ということに。

ウラシマソウ、マムシグサのような植物では。
「虫を惹きつける」戦略として 「花をつくる 目立つ花をつくる」 方向で進化がスタ-ト。 結果として遺伝子が頑張って、花のように見える仏炎苞を開発。 もうこれで良かったんですが・・・遺伝子は「目立つ花をつくる」任務にその後も熱心に取り組み続け、 熱心すぎて不要な釣り糸を開発。 遺伝子にっとっては成功・勝利ですが、個体には意味が無い。 遺伝子には意味があるけど、個体や集団には意味がない進化 =「遺伝子は利己的だっ」 。

 目立ち過ぎで大きすぎの雄クジャクの羽(雌をゲットするためには目立つ羽 戦略のどんづまり)。 ヘラジカの角 大きくなりすぎて困ります状態に。 ミツバチ 女王蜂だけが卵を生める 他の雌は働きバチになり卵を産まない = ある遺伝子には都合がよい 

ということで ウラシマソウは遺伝子が張りきりすぎてこうなった。 進化としては成功でも成果は???? じゃないでしょうか。と、思うのですが・・・・

同じ部品なのに ウラシマソウはそうなって ユキモチソウはこうなる。 やれやれ (-_-)゜zzz・・・


 
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by ab300211 | 2012-05-02 21:49