森羅万象

1975 秋吉台のオキナグサ

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清明の頃の秋吉台はこんな感じ。草が茂った夏と違ってどこでも好きな場所へ行けます。 あっちへふらり こっちへ1キロと道無き道を気ままに歩いて行くと 楽しみすぎて 「ここはどこ?」 の楽しみもあります。


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もう咲いていたぞオキナグサ!!薄い茶褐色の台地ですが、小さな春は とっくに始まっていました。 深紅のビロ-ドのような花と、全身を覆う毛が美しく。 この毛は寒さや乾燥に絶える構造なんでしょうね。 「朝日の頃には銀色に輝いているから一番探し易い」 そうです。

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痩せ地の秋吉台のオキナグサの花数は1,2.3個が多く、 これくらいの株になるには相当年数がかかりそうです。

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あっちへふらり こっちへ1キロ歩いて 30株くらいは有りましたが、みんな咲き始め。まだ、背は低く、俯いて咲いていました。


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「ありゃ また有ったか これはいかんなぁ」  きっと踏まれないようにとの優しい心で 石を置いてあるのでしょうが・・・・・これはほんとに優しいこと 良いこと何でしょうか?  わたしは長年 自然保護や稀少生物をなんとかしよう という活動をみてきましたが、天然記念物に指定しようが どうしようが 「あそこにあれが有る」 が知られてしまうと 全てが終わりなんです。 法律でも 規則でも 訴えても 自然は守れません。 999人はオキナグサを大切にしてくれるんですが、間違いなく 採っていく人が現れます。 ということで 「自然保護だ」と思って石を置いているのでしょうが、「ここにあるを知らせている」あなたは 結果的にオキナグサの消滅に手を貸しているんです。  



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踏まれようと どうしようと こちらは数千?数百万年も生き延びてきたタフな生き物です。人間のル-ルと自然のル-ルは違います。 生物を守る唯一の方法は 「自然に手を出さない、干渉しない」 ことです。-森羅万象社 憲法第二条

オキナグサが咲き始める頃の草原の楽しみは


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数センチくらいしかない小さ~なセンボンヤリと ニオイタチツボスミレです。ということで秋吉台 春のトリオの紹介を終わります。

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by ab300211 | 2012-04-12 18:39 | 植物