森羅万象

1790 ぶらり鹿児島度(4)佐多岬

ロ-ドパ-クへの入場料を払い、ちょっと走って駐車場へ到着。車を置いてトンネルを通り(人間の記憶は曖昧でですね~ トンネルがあったことなどすっかり忘れていました)。

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トンネルを抜けると ビロウやソテツが茂る亜熱帯林が壁のように迫ってきて・・・木に覆われた道を行くと御崎神社前に (えっ!神社もあったんだぁ 人間の記憶は曖昧です)


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神社を過ぎてすぐ 痩せ尾根の道になり その断崖から西北を見ると 薩摩半島の南端に聳える開聞岳の姿が美しく・・・・・

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「売店・レストランがあったはず ・・・そこで当時は超珍しいパッション・フル-ツ・シュ-スを飲んだんだんだけど こんなに遠かったかなぁ?・・・」  そのビルがありました。 が、観光ブ-ムも去って、廃墟になっていました。  ロ-ドパ-クの従業員は この日はたった二名のおばちゃんだけになっていました。 ・・・・風光明媚、自然豊かな佐多岬はものすごくいい所だと思うんですが。 

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それから坂道を上ると カイロやニュ-デリ-と同じ北緯31度 九州本土最南端に着きました \(^o^)/


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岬の先端からちょっと離れた大輪島にある佐多岬灯台が見えました。 何と素晴らしい風景  灯台の風景力は100ですっ!

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この日はやや霞んでいましたが、南の水平線には種子島(上)や硫黄島(下)がボンヤリと見えました。 

この風景を初めて見たのは19歳の三月でした 「 まだ南があるか~ よし行ってみよう」 。4月からはケチケチ生活で旅費を貯め  ザッックに毛布と食料を詰め、夏休みの初日 7月11日の朝 博多をたって鹿児島へ。 鹿児島港からは 週に2便の照国海運?の与論島行きの貨客船に乗り  船は奄美大島、徳之島、沖永良部島 に寄り、与論島には着いたのは約30時間後の翌日の夜10時過ぎでした。 

珊瑚礁に囲まれた与論島には未だ港が無く 船は沖合、珊瑚礁の外に停泊 島からやってくる迎えの小さな艀に飛び移り やっと島に上陸しました。・・・・空を見上げると無数の星が煌めき 艀が通った跡の海には夜光虫がキラキラと輝き・・・この世とは思えない夢のような世界でした。

当時の与論島は未だ秘境、探検の時代で、旅人の姿は無く NHKの秘境撮影隊が来ていました。日本一きれいと言われた珊瑚礁をウロウロしていたらクラゲに刺され、心拍が減って心臓が停まりそうになり、「死ぬかもしれん」と思いながらも死への恐怖は無く 砂浜で30分間くらい 「 まぁ 何と青い空だろう!」 空を眺めながら寝転がっていたら 普通に戻り・・・  それからの日々も誰も居ない海辺をブラブラしたり、子供達と遊んで過ごしました。 

与論島では 同級生だったM君から 「あの家に行ってみ 泊めてくれるよ」 と教えてくれた家に 船を下りてそのまま行き 「あの今夜泊めてもらえませんか?」 で泊めて貰い の居候生活でした。ワンゲル部だったM君は3月にクラブでこの島に来て、みんなで砂糖黍刈りを手伝ったり、小学校の卒業式で来賓挨拶をしたそうで・・・「 与論島はいいとこだぞ あべも 行ってみ」 と奨められての与論島旅でした。 

与論島は小さな島ですが 「夕べ学生一名が与論島に着いた」 「あの家に泊まっている」 というニュ-スはみんな知っており、翌朝には、「兄ちゃん 遊ぼ~」と小学生が押しかけてき、それからは毎日忙しく過ごしました。 今、思うと恥ずかしい旅でした。が、若いというのはただそれだけで素晴らしいですね~ 


与論島の次は沖永良部島へ。 公民館に泊まって7日間。公民館前の広場には神戸のK大学の探検部がテントを張っており。 「一人? 可哀想~ ご飯一緒に食べん!」 とお招きを受け 7日間 三食ともおごってもらいました。 その時のお一人とはまだ年賀状を交わしています。 その沖永良部島には白い石灰岩のそれはきれいな岬がありました。その、田皆岬とい佐多岬 どちらがどう? と言われても どちらも100点です。

と「恥ずかしき事のみ多かりき」の青春時代の思い出にふけりながら 振り返ると 展望塔がありました (こんなの有ったか~?)

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この日は風速30mくらいの西風が吹いており 展望台にしがみつきながら展望してみました。 さっき居た 最南端の看板が立っている場所は切り立った崖の上にありますね。


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東にはさっきの小島が見え  種子島へ向かう高速フェリ-が灯台をかすめるように進んで行き   灯台のある風景は何と素晴らしいんでしょう! やっぱり来て良かった佐多岬でした。


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by ab300211 | 2012-04-04 23:21 |