森羅万象

1760 ぶらりカンボジア(5)キリング・フィ-ルド

現実の人生は楽しいことばかりじゃないっ! それで充分。何を好きこのんで 辛い、悲しいことを見たり聞いたりせんといかんの。の卑怯者主義です。ですが、一度はと思って、首都プノンペンの住宅地にある、トゥ-ル・スレイン博物館を見学しました。

b0211627_17381741.jpg


b0211627_17384473.jpg


元高校の校舎で、ポルポト時代(1975-1979)には反国家的と疑われた人達を収容していた S-21 Security Office  21 と呼ばれていた建物です。こんな収容所は、カンボジア全土にあり、最後は処刑されました。ポルポトの政策は中国の毛沢東に倣ったもので、国民を移動させる極端な下方運動もやっています。それに逆らう村は焼き払い、村民を撃ち殺す。ポルポト時代に、虐殺された人は2~300万人、難民となって国外に脱出した人も含めると、400万人以上とされていますが実体は不明・・・というよりは、全カンボジア国民は理不尽な目にあっています。 ポルポトの時代が終わっても、武力を政権争いは続き、国民が恐怖から解放され、何とか安心して暮らせるようになったのは1998年頃のはずです。

、強力なリ-ダ-シップを発揮する政治家がいると、ろくなことになりません。アメリカのケネディ、イギリスのサッチャ-、我が国の小泉君。彼らの共通点は 「勇ましいキャッチフレ-ズ」 「分かりやすいキャチフレ-ズ」 「物事を単純化して考える」 「社会のため 国民のため 」です。の結果、どの国もすっかり疲弊してしまいました。 

最近だと 東京の石原△、大阪の橋本△。 彼らをみていると、 「お国のため」 「非国民」 「お国のために死んでこい」の昭和10年代の日本が浮かんできます。 でも、彼らを選挙で選ぶ人がいるのにもっと驚きます。
たよりない政治家がウロウロしてる社会こそ健全な社会。です。強力政治家のもと 国民が一致協力して はろくなことになりません。というのは、歴史的事実です。



b0211627_173939100.jpg

一階の尋問室です。 このベッドで拷問にあって殺されるは普通だったそうです。この日、見学してるのは外国人だけのようでした。当時を知っている年配の人は「気分が悪くなる」ので絶対ここには来ないそうです。しかし、今の子供達はポルポト時代の事を全く知らないそうで、学校でも教えてないそうです。が、そう言えば、日本の学校でも戦争ことは10分分ぐらいしか教えていません。 教科書に日本軍が何をしたか を書いたら、国会に呼び出されひどい目にあいます。それに、「広島」「長崎」「特攻隊の基地」を記念する建物はあっても それは被害者としての視点から。 日本軍や日本人はアジアでは何をしたか の加害者としての日本を記録する記念館はあるんでしょうか。から。カンボジアは偉いっ! 私が旅した東南アジアの国々はみんな日本軍が占領した国々で・・・・そうは見えないかもしれませんが、私は 頭を低くしながら旅をしています。


b0211627_17403869.jpg

拷問室、拷問道具、発掘された遺骨も展示されていました。 が、収容されてい人の写真が展示されていました。 これだけは撮っておこうと、また、引き返し少しだけ写真を撮りました。


b0211627_1741918.jpg

ここでの収容期間は2~7ヶ月。 結局最後は 大人も子供も 郊外にある キリング・フィ-ルドで処刑されました。


b0211627_17424734.jpg

全部で2万人が収容され、生き残ったのは6人だけ。にこやかに話しているこの人が、その一人です。 や~っと手を振ったら や~と手を振ってくれ やっと普通に戻れたような気がしました。 構内には白いプルメリアの花がいっぱい落ちていました。


Back Home Next/a>




b0211627_17473839.jpg

[PR]
by ab300211 | 2012-01-16 17:48