森羅万象

1621 ちょっと北海道(7)北の国から

1981年~2002年に放映された『北の国から』は、「中央ではなく片隅で生きる小さな一家のひたむきな人生」を描いた倉本聰の富良野を舞台にしたテレビ・ドラマです。

富良野と言っても広いわけで・・・・家族が住んでいたのは麓郷であり


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新富良野プリンス・ホテルの部屋から見ると、左の方が富良野市の市街地であり、↓の山のと向こうに麓郷があり・・・4年生の純、2年生のホタルが、布部の駅から歩くと2時間近くかかると思われ、麓郷は相当の田舎の訳で・・・

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五郎達の家は、実際には撮影に従って麓郷の3カ所に建てられたわけで、どの家も撮影当時のまま保存されています。

東宝のお気楽映画、若大将シリ-ズに出ていた田中邦衛 と いしだあゆみ が夫婦の意外のキャスティングのドラマな訳ですが・・・素となった『大草原の小さな家』に比べると、あまりにも切なく、やるせなく、救いがなく思われ・・・だんだん見なくなったのですが、撮影に使われた家を見ると 「あれだな」 と思い出すわけで、私は北の国から観光は二回目ですが、相方は初めてであり・・・・


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観光したのは9月22日。黒板を見ると日付は9/22。ドラマは終わったけれど、主人公達はまだ麓郷に生きていると思われ・・・この辺りの気配り、小物を使いも怠りなく。さすが、富良野と思われ

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95秘密」からは宮沢リエが出演しています。その頃彼女は恋愛スキャンダルなどなどで失踪。長い間姿を現さず。報道カメラマンでもある弟の所に、撮影には来るだろうからと、仕事の依頼があった訳で。東京から来た記者と3日くらい探したそうですが、行方分からず。

弟は倉本聰とは仕事を離れて、家を訪問したりの個人的なり付き合いがあり、しかし、公私混同はよくない訳で・・・明日が締め切りの前夜、富良野市街地のスシ屋で、「もうダメか」と食事中、「えっ!探してるん!明日の朝早く、この店の前で撮影があるよ」 と急展開、スク-プに成功したわけで、


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これは 純が五郎の誕生祝いに送った風力発電機と思われ・・・・


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初めて電気がきた家


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世の中狭い。若い友人の I 君は、バイクで北海道旅行中、資金が底をついたので富良野でバイト。観光客が押し寄せる夏の富良野は人手不足。いくらでも働き口があったと思われ・・・I君はこの石の家で一ケ月寝泊まりしたそうです。任務は観光客が家に入ってこないようにの見張り番(まだ撮影に使用してたわけで)と「熊が出たぞ~」と知らせる任務。「な~んもする事がなく退屈でずっと寝てました」 そうです。

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熊よけの鈴の音がずっとしてると思ったら、こういう仕組みがありました。

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麓郷は特にな~んもなく寂しい所です。冬は厳しく、撮影に使われた家の傷みも目立つようになり・・・しかし、「北の国から」 がみんなの記憶にある限り、北の国から観光は続いていくように思われ・・・・この日も、若者がマップ片手に聖地巡りをしていました。


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by ab300211 | 2011-10-07 19:42 |